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J-GLOBAL ID：201602207974729220   整理番号：16A0058994

自脱コンバイン用稲わら圧砕装置の開発

Maceration of Rice Straw Using Head-Feeding-Type Combine Harvester

著者 (5件)： 重田一人 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  塚本隆行 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  小林有一 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  加藤仁 (農研機構 北陸研究セ) ,  薬師堂謙一 (農研機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 78  号： 1  ページ： 80-85  発行年： 2016年01月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 稲わらの圃場乾燥に要する日数を削減する方法として,自脱コンバインの排わらカッタの回転刃を切断機構のないホイールと交換することで,稲わらを切断しないで圧砕する機構を開発した。室内実験では,圧砕わらは空間距離を広げただけのわらより初期の乾燥が早く進むことがわかった。稲収穫と同時に行った圃場実験では,圧砕わらは長わらよりも保存に適する水分まで早く到達し,途中で降雨があった場合でもより迅速に乾燥した。さらに,1日1回の反転作業との組み合せで最も早く水分が低下した。所要動力は細断時の約60%であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *稲藁 ,  *乾燥 ,  *コンバイン ,  *カッタ ,  *粉砕 ,  動力

分類 (1件)： 収穫・調製用機械  (FB03030K)

引用文献 (15件)：

• 永西 修,2002.稲わらの飼料としての再評価.日本草地学会誌,48 (4),371-378.
• 日高靖之,野田崇啓,横江未央,橘 保宏,川出哲生,梅田直円,栗原英治,嶋津光辰,2012.自脱コンバインと汎用型飼料収穫機を利用した稲わら収集体系.農業機械学会誌,74 (5),343-347.
• 池 正和,城間 力,朴 正一,徳安 健,2013.CaCCO法を用いた草本系原料からのバイオエタノール製造.応用糖質科学,3 (2),129-135.
• 徐 春城,蔡 義民,守谷直子,吉田宣夫,2006.乳酸菌添加による稲ワラロールベールサイレージの発酵品質,乾物摂取量および栄養価の改善.日本草地学会誌,52 (3),166-169.
• 金井源太,竹倉憲弘,加藤 仁,小林有一,2010.バイオマス収集拠点の立地と収集効率(第1報).農業施設,40 (4),249-258.

タイトルに関連する用語 (3件)： 自脱コンバイン ,  稲わら ,  開発