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J-GLOBAL ID：201602208271297529   整理番号：16A0257014

低炭素型セメント結合材の利用技術に関する共同研究報告書(V)-高炉スラグ微粉末を高含有した低炭素型のコンクリートの設計・施工マニュアル(案)-

著者 (15件)： 渡辺博志 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  古賀裕久 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  森濱和正 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  中村英佑 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  栗原勇樹 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  石井豪 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  鈴木聡 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  請川誠 (戸田建設) ,  田中徹 (戸田建設) ,  土師康一 (戸田建設) ,  林光芳 (戸田建設) ,  佐藤幸三 (西松建設) ,  椎名貴快 (西松建設) ,  原田耕司 (西松建設) ,  迫綾子 (西松建設)
資料名： 土木研究所共同研究報告書  (Cooperative Research Report of PWRI)
号： 475  ページ： 281P  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： J0359A  ISSN： 0386-5878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低炭素社会の構築に向けた取組みとして,ポルトランドセメントの一部分あるいは大部分を高炉スラグ微粉末やフライアッシュ等の混和材で置き換えたコンクリートの利用が注目されている。混和材を多量に用いたコンクリートの実用化を進めるためには,信頼性の高い品質評価方法と適切な設計施工方法の確立が不可欠である。この共同研究では,日本国内で一般的に用いられているセメントと比較して混和材の置換率を高めて材料製造時の二酸化炭素排出量を削減した結合材を「低炭素型セメント結合材」と定義して,これを用いたコンクリート構造物の設計施工方法について検討した。この共同研究報告書では,ポルトランドセメントの70~90%を高炉スラグ微粉末で置換した低炭素型のコンクリートの設計及び施工について標準的な方法を示した「高炉スラグ微粉末を高含有した低炭素型のコンクリートの設計・施工マニュアル(案)」を提案するとともに,検討の過程で得られた研究成果をとりまとめた。(著者抄録)

シソーラス用語： 減少 ,  社会 ,  *コンクリート ,  *微粉体 ,  高炉スラグ ,  建設工事 ,  混和材料 ,  セメント ,  マニュアル ,  *結合材料
準シソーラス用語： *セメント結合材 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  *高炉スラグ微粉末 ,  設計施工 ,  *低炭素化 ,  低炭素型社会

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (102件)：

• IPCC: Climate Change 2007 Mitigation of Climate Change, Contribution of Working Group Ⅲ to the Fourth Assessment Report of the IPCC, Cambridge University Press, pp.467-469, 2007
• 手塚正道,梶原勉,齋藤謙一,河合研至:PC橋上部工のCO₂排出量の見える化, コンクリート工学, Vol.48, No.9, pp.91-94, 2010
• fib:Model Code for Concrete Structures 2010, First Edition, 2013
• 日本建築学会:鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針 (案)・同解説, 2004
• 日本建築学会:高耐久性コンクリート造殺計施工指針(案)・同解説, 1991

タイトルに関連する用語 (12件)： 炭素 ,  セメント ,  結合材 ,  共同 ,  研究 ,  報告書 ,  高炉スラグ微粉末 ,  コンクリート ,  設計 ,  施工 ,  マニュアル ,  案