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J-GLOBAL ID：201602208912212510   整理番号：16A0058183

ダウンサイジングコンセプトの限界を向上させるための超高過給ガソリンエンジンの研究(第二報 数値解析によるLSPIメカニズムの定量的検討とCaO説の提起)

著者 (6件)： 森吉泰生 (千葉大 大学院) ,  山田敏生 (千葉大 大学院) ,  角田大輔 (千葉大 大学院) ,  XIE Mingzhao (千葉大 大学院) ,  窪山達也 (千葉大 大学院) ,  森川弘二 (千葉大 大学院)
資料名： 内燃機関シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (内燃機関シンポジウム(CD-ROM))
巻： 25th  ページ： ROMBUNNO.2  発行年： 2014年11月25日 
JST資料番号： L1505B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プレイグニッションの原因と考えられるデポジットと油滴による混合気の自着火の可能性について,数値解析を行った。固体デポジットが壁から剥がれ,膨張や排気行程中に加熱され,それが次のサイクルの圧縮行程中に着火源となり得る。ピストントップランドに付着したオイルと燃料の混合液膜からピストンの慣性力によって,シリンダ内に液滴が飛散する過程をVOF法で予測を行った。液膜が厚いほど,表面張力が小さいほど,液滴は飛散しやすいことが予測された。さらに,オイル液滴がそのまま着火源となるには,雰囲気の温度と圧力が高く,液滴温度も高い条件が必要になり,実際にエンジン内では実現しがたい。一方,飛散したオイル液滴が燃焼し,その際オイル中に添加剤として含有されているCaCO₃がCaO固体粒子に変化し,さらにその粒子が次のサイクルの圧縮行程中にCO₂を吸着して発熱し,着火源となるという新たな説を提案し,定量的な予測を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *過給 ,  *異常燃焼 ,  *シミュレーション ,  定量的分析 ,  因子 ,  冷却水 ,  流量 ,  時期 ,  燃料噴射 ,  状態 ,  エンジン油 ,  高過給 ,  数値シミュレーション ,  影響因子 ,  *ガソリンエンジン ,  燃料噴射時期 ,  *火花点火機関
準シソーラス用語： *ガソリン機関 ,  燃料噴射タイミング ,  性状

分類 (2件)： 火花点火機関  (PB02020C) ,  燃焼一般  (XE04010W)

タイトルに関連する用語 (10件)： ダウンサイジング ,  コンセプト ,  限界 ,  高過給 ,  ガソリンエンジン ,  研究 ,  数値解析 ,  メカニズム ,  定量的検討 ,  CaO