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J-GLOBAL ID:201602210066481621   整理番号:16A0314363

ラット尾部椎間板モデルにおける変性椎間板に対するBMP-7を過剰発現する骨髄由来幹細胞を用いた細胞治療

Cell Therapy Using Bone Marrow-Derived Stem Cell Overexpressing BMP-7 for Degenerative Discs in a Rat Tail Disc Model
著者 (1件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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変性椎間板は腰痛を引き起こしうる。細胞に基づく移植または増殖因子治療が椎間板再生を刺激する戦略として示唆されている。骨形成タンパク質7(BMP-7)遺伝子を含む骨髄由来間充織幹細胞(BMDMSC)を作製した。筆者らはラット尾部における変性椎間板に対するこれらのBMP-7過剰発現細胞の効果を評価した。in vitroおよびin vivo研究をデザインした。最初の段階で,異なるゲージ(18ゲージと22ゲージ)の針で穴を開けた椎間板に応じてラットを2群に分けた。次の段階で,理想的な針サイズを用いて,ラット尾部椎間板変性を誘導した。これらの動物を処置のタイミング(0週,2週,4週)に応じて,3群に分ける。各群を3つの処置亜群,対照群,BMDMSC群,そしてバキュロ-BMP-7-BMDMSC群に分けた。各ラットは2週ごとにX線検査を受ける。8週後,椎間板をヘマトキシリンおよびエオジン染色とアルシアンブルー染色により組織学的に調べた。18ゲージ群はCo6-7(58.1%±2.8%対63.7%±1.0%,p=0.020)およびCo8-9椎間板(62.7%±2.8%対62.8%±1.5%,p=0.010)の両方で8週時に22ゲージ群よりも椎間板高指標(%)に関し有意な低下を示した。バキュロ-BMP-7-BMDMSC群は,Co6-7(93.7%±1.5%対84.8%±1.0%,p=0.011)およびCo8-9椎間板(86.0%±2.1%対81.8%±1.7%,p=0.012)の両方でBMDMSC群に比べ椎間板高指標に関し有意な差異を示した。バキュロ-BMP-7-BMDMSC群において,0週処置亜群は2週処置群(p=0.044)や4週処置群(p=0.011)に比べ有意により良い椎間板高指標を示した。バキュロ-BMP-7-BMDMSC群の0週処置亜群は,2週処置(4.3対5.7,p=0.045)および4週処置(4.3対6.0,p=0.031)に比べ有意に低い組織学スコアも示した。結論として,バキュロ-BMP-7-BMDMSC群は,椎間板変性の進行を遅らせることができるが,再生の証拠を提供できなかった。初期処置はより明確な結果をもたらすかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
基礎治療学 

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