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J-GLOBAL ID：201602210115308370   整理番号：16A0529313

無鉛釉薬エナメルの色調整および高品質赤色塗料を調製するためのプロセス

Controlling the Color of Lead-Free Red Overglaze Enamels and a Process for Preparing High-Quality Red Paints

著者 (7件)： HASHIMOTO Hideki (Kogakuin Univ., Hachioji, JPN) ,  HASHIMOTO Hideki (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  INADA Hirofumi (Kyoto Municipal Inst. of Industrial Technol. and Culture, Kyoto, JPN) ,  OKAZAKI Yuki (Kyoto Municipal Inst. of Industrial Technol. and Culture, Kyoto, JPN) ,  TAKAISHI Taigo (Kyoto Municipal Inst. of Industrial Technol. and Culture, Kyoto, JPN) ,  FUJII Tatsuo (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  TAKADA Jun (Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 8  号： 17  ページ： 10918-10928  発行年： 2016年05月04日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 17世紀の初めに柿右衛門によって創案された赤系色彩磁器は世界的によく知られている。これは乳白色の下地にガラス粉末フリットを塗り,その上から赤色絵具で絵柄を与えるものである。この技術は基本的に鉛系のフリットを使用してきた。ここでは,無鉛ボロシリケートガラスフリット(Kyo Muen Daigusuri)を使い,無害化を図った。実験ではサイズの異なる3種類(L,M,S:2~100μm)のフリットと2種類のヘマタイト(M,S:40~140nm)を組み合わせた。絵具の組み合わせによる色調の変化を調べ,電子顕微鏡で粒度分布を調べた。その結果,フリットとヘマタイトが作る3次元的粒子構造を制御することによって色調を調整できることが分かった。

シソーラス用語： *釉薬 ,  *エナメル ,  色相 ,  赤 ,  磁器 ,  *フリット ,  顔料 ,  ホウケイ酸ガラス ,  粒径 ,  赤鉄鉱 ,  粒度分布 ,  三次元 ,  粉体 ,  除去
準シソーラス用語： ヘマタイト ,  鉛フリー

分類 (1件)： 非金属材料へのセラミック被覆  (YC02040K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 釉薬 ,  エナメル ,  色調整 ,  高品質 ,  赤色 ,  塗料 ,  調製 ,  プロセス