抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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均一で同じ厚さの層や膜を得ることは機能性製品の開発にとって極めて重要である。何故ならば性能差が材料に起因するのか,厚みのバラツキに起因しているのかが判らなくなるからである。同じ厚さの層や膜を得るためにフィルムアプリケータを利用することが急速に増えているが,比例してその癖や構造に対する情報不足から塗工条件が見出せず苦労するケースも増えている。2015年10月号では,各種の適応試験結果を概論として発表した。本稿では,続報として更に具体的に掘り下げて紹介した。1)はじめに,2)塗工の基本条件(使用した全自動アプリケータ,塗工液の粘度,使用したアプリケータツール(スパイラルバーコータ,ウェーブフォームドバーコータ,ベーカーフィルムアプリケータ,バードフィルムアプリケータ,ギャップ調整機能付きドクターナイフブレードアプリケータ),膜厚の3Dグラフについて,表面の凹凸の観察,チャート紙),3)高粘度塗工液における塗工実験(スパイラルバーコータ:50μm用の塗工結果(膜厚分布),ベーカーフィルムアプリケータ:ギャップ50μmの塗工結果(膜厚分布,塗工速度と膜厚の関係と膜厚のバラツキの関係),バードフィルムアプリケータ:ギャップ50μmの塗工結果(同前),ギャップ調整機能付きドクターナイフブレードアプリケータ:50μm時塗工結果(同前))。