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J-GLOBAL ID:201602211116352748   整理番号:16A1339212

メコン川下流域の洪水の過程

Inundation Process in the Lower Mekong River Basin
著者 (5件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 1062-1072  発行年: 2016年12月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,メコン川下流域(LMB)における洪水の過程をシミュレートした。LMBは特に2000年と2011年に激しい洪水に襲われた。河川水による大規模氾濫が発生した流域での浸水を定量化するには,洪水の間の河道の輸送を理解することが特に重要である。したがって,著者らは,河道の幅と深さの縦方向分布と河床での剪断応力に関する水抵抗力の変動を理解するため,音響ドップラー流速分布計(aDcp)を用いて実地調査を行った。縦方向に幅と深さが変化し,水と堆積物の支配型方程式と河床土砂の式から得られた方程式によってそれらの間の関係が推定できると分かった。さらに,無次元剪断応力の増加に連れて水抵抗力が減少することが判明した。そして,河道の特性を流出-洪水シミュレーションに組み入れた。その上,氾濫水は洪水範囲に関してだけの検証ではなく,水深と流速に関しても検証されるべきである。これらは,中分解能撮像分光放射計(MODIS)とSRTMからの8日間の複合表面反射率データを使用することで推定した。シミュレーションの結果は,河道内の水位と流出量は観測値を再現できることを示した。さらに,シミュレーション結果の洪水氾濫原の洪水範囲,水流速,および水深は,MODISとSRTMからのデータを用いた結果と良く一致した。改良されるべきであるいくつかの要素があったが,複雑さにもかかわらず,LMBの洪水過程は適切にシミュレートされた。本研究で説明した計算条件を設定し洪水氾濫原上の変数を検証する方法は,様々な大規模な流域における流出-洪水のシミュレーションに当然有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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自然災害  ,  写真測量,空中写真 
引用文献 (21件):
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