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J-GLOBAL ID:201602211187377860   整理番号:16A0092023

パウダルコ(Tabebuia impetiginosa)をベースとした植物調剤と製剤の生物活性:エキスとサプリメントの比較

Bioactive Properties of Tabebuia impetiginosa-Based Phytopreparations and Phytoformulations: A Comparison between Extracts and Dietary Supplements
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号: 12  ページ: 22863-22871 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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パウダルコ[Tabebuia impetiginosa(Mart.ex DC.)Standl.]は,何世紀もの間,伝統医学に用いられてきて,今も乾燥植物材料(内樹皮)の煎じ液,錠剤,およびシロップとして市販されている。本研究の主な目的は,内樹皮(メタノールエキスと煎じ液),また同じ植物材料を基にした2つの製剤(錠剤とシロップ)の生理活性の評価を行い,その一般的利用を検証することである。抗酸化活性は,脳のホモジネートのフリーラジカル捕捉活性,還元力,および脂質過酸化の阻害をテストするin vitroのアッセイで調べた。細胞毒性は,ヒトの4つの腫瘍株化細胞(MCF-7,NCI-H460,HeLa,およびHepG2)および非腫瘍細胞(ブタ肝臓初代細胞,PLP2)で調べた。さらに,検体をフリーの糖,有機酸,脂肪酸,トコフェロールについて化学的特性を調べた。シロップとメタノールエキスには,最も高い抗酸化活性があり,フェノールとフラボノイドの量が最も高いことと相関していた。エタノールエキスだけがテストしたヒトの腫瘍細胞に細胞毒性を示したが,PLP2に細胞毒性を示した検体は無かった。グルコースとシュウ酸がそれぞれ,検体中の最も多量の糖と有機酸だった。オレイン酸,リノール酸およびリノレン酸が多く,不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸を上回っていた。α-,γ-トコフェロールも検出され,定量した。総合的にみて,パウダルコは異なる植物製剤で使われていて,その興味深い生物活性と化学組成を利用している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  その他の薬物の基礎研究 

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