文献

J-GLOBAL ID：201602211323121800   整理番号：16A0571176

音と振動を造る サウンドデザイン 未知なる音のデザインのための潜在的イメージ記述方法の検討

Developing Method Describing Impression of Unknown Sounds through Non-acoustic Events

著者 (2件)： 山内勝也 (九大 大学院芸術工学研究院) ,  野村拓也 (スズキ)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 70  号： 7  ページ： 61-66  発行年： 2016年07月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 次世代自動車の走行音のデザインについて検討した。電気自動車らしい音のデザインについて考察した。非音響的事象と共鳴する音の印象を記述し,潜在的な電気自動車らしい音を具現化するプロセスの構築について言及した。電気自動車,ハイブリッド自動車の運転,遭遇経験,電気自動車に対するイメージなどのアンケート調査結果を提示した。電気自動車が似合う,運転したいというポジティブな事象に関連する回答で分類されたグループにおいて,平均評価値の絶対値が大きい尺度は,きれいな,澄んだ,好ましい,快いといった,音色表現語としては美的因子に関連されるとされる尺度であった。

シソーラス用語： *電気自動車 ,  ハイブリッド自動車 ,  音響 ,  *音響設計 ,  比率 ,  音色 ,  *知覚
準シソーラス用語： ハイブリッド電気自動車 ,  走行音 ,  音響デザイン ,  尺度 ,  イメージ

分類 (2件)： 振動,乗心地  (QG02030D) ,  電気自動車  (QG07020B)

引用文献 (13件)：

• 山内勝也:ハイブリッド車・電気自動車などの静音性対策の動向-車両接近報知音のデザイン-,日本音響学会誌,Vol.68,No.1,p.31-36(2012)
• K. Yamauchi, Y. Sakabe, K. Ito, S. Inoue, S. Iwamiya : Questionnaire survey on the sound of quiet vehicles, Proc. INTER-NOISE 2012, in CD-ROM (2012)
• 山内勝也,高田正幸,岩宮眞一郎:電気自動車等の走行音に関するアンケート調査,日本音響学会2015年秋季研究発表会,2-10-3(2015)
• E. Parizet, et al. : Auditory warnings for electric vehicles: Detectability in normal-vision and visually-impaired listeners, Applied Acoustics, Vol. 86 , p. 50-58 (2014)
• M. E. Altinsoy, et al. : Investigations on the Detectability of Synthesized Electric Vehicle Sounds - Vehicle Operation: Approaching at 10 km/h, Proc. Forum Acusticum, in CD-ROM (2014)

タイトルに関連する用語 (5件)： 音 ,  サウンドデザイン ,  デザイン ,  イメージ ,  記述