文献
J-GLOBAL ID:201602211700874859   整理番号:16A0259768

降雨の不確実性に基づく確率過程論を導入した堤防の信頼性評価

A STUDY ON THE RELIABILITY EVALUATION OF LEVEE INCORPORATING THE THEORY OF STOCHASTIC PROCESS BASED ON THE RAINFALL UNCERTAINTY
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.1-I.6 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0108A  ISSN: 2185-6648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
従来型の河川計画では,洪水外力として設定する基本高水位や計画洪水位は,決定論的にただひとつの値が決められ,それに基づいて計画が立案される.一方で,我々が認識しうる水文諸量には観測精度や観測誤差,人の認識限界といった不確実な要素が内包し,確率論的な要素を含む.また,洪水防御施設の一つである堤防も空間的に土質材料は不確実性を持つ.本研究では,外力(水位)の不確実性は確率過程論に基づいて降雨の不確実性から算出し,耐力(堤防)の不確実性は粘着力と内部摩擦角の不均一性を確率分布として考慮することで,堤防の信頼性評価を行った.この結果は,河川計画に対して確率過程論的な考え方の導入可能性を示し,他のリスクとの相互比較を可能とする理論的枠組を示したものである.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川工事 
引用文献 (6件):
  • 1) Kok-Kwang Phoon and Fred H. Kulhawy : Characterization of geotechnical variability, Canadian Geotechnical Journal 36(4), pp. 612-624, 1999.
  • 2) 石原雅規,平林学,吉田直人,佐々木哲也:圧密非排水三軸試験による強度定数と標準貫入試験及び物理試験結果の関係,第58回地盤工学シンポジウム,pp. 211-216, 2013.
  • 3) 吉見和紘, 山田正,山田朋人:確率微分方程式の導入による降雨流出過程における降雨の不確実性の評価,土木学会論文集B1(水工学),59,pp. 259-264,2015.
  • 4) 山田正:山地流出の非線形性に関する研究,水工学論文集,47, 259-264.
  • 5) Taylor, G. I. : Diffusion by continuous movements, Proceedings of the Royal Society A, 20, pp. 196-211.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る