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J-GLOBAL ID:201602212388837947   整理番号:16A0196727

膵臓腫瘤を診断するための膵液のKL-6濃度の臨床的影響

Clinical Impact of the KL-6 Concentration of Pancreatic Juice for Diagnosing Pancreatic Masses
著者 (10件):
資料名:
巻: 2015  号: Oncology  ページ: 528304 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:膵液細胞診(PJC)は膵臓質量を鑑別診断するために最適と考えられているが,PJCの精度は46.7%から93.0%の範囲である。本研究の目的は,膵臓質量を診断するために膵液のKL-6濃度を測定することの臨床的影響を評価することだった。方法:PJCと膵液のKL-6濃度測定は,膵臓腫瘤の患者70人(悪性39人および良性31人)について継続的に実施した。結果:膵液KL-6の平均濃度は,膵管腺癌(PDAC)(167.7±396.1U/mL)および管内乳頭粘液癌(IPMC)(86.9±21.1U/mL)において,それぞれ膵臓の炎症性病変(17.5±15.7U/mL,P=0.034)および膵管内乳頭粘液性腫瘍(14.4±2.0U/mL,P=0.026)に対するよりも有意に高かった。膵液のKL-6濃度のカットオフレベルが16U/mLのとき,膵液のみにおけるKL-6濃度の感度,特異性,および精度はそれぞれ79.5%,64.5%および72.9%であった。診断する際に膵液のKL-6濃度をPJCに追加することは,PJCの感度および精度の値をそれぞれ15.3%(P=0.025)および8.5%(P=0.048)増加させた。結論:膵液のKL-6濃度は,PDACの診断のためにPJCと同様に有用かもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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腫ようの診断  ,  消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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