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J-GLOBAL ID:201602212481233083   整理番号:16A0215465

積雲発生初期のクラウド・シーディングによる豪雨抑制効果とそのメカニズムに関する研究

STUDY OF THE MITIGATING EFFECT ON TORRENTIAL RAINS AND ITS MITIGATION MECHANISM BY CLOUD SEEDING IN THE EARLY STAGE OF CLOUD DEVELOPMENT
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.499-I.504 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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シーディングの有効性を検討するため,領域気象モデルWRFを用いて,積雲発生初期のシーディングに関する数値シミュレーションを行った。積雲発生初期と積雲発達期の抑制効果がどの程度異なるか検討し,両者の抑制メカニズムの違いについて解析した。その結果,積雲発生初期にシーディングを実施することで,積雲発達期にシーディングを実施した場合に比べて,多くのケースにおいて抑制効果が得られた。また,積雲発生初期にシーディングを行い,豪雨が抑制されたケースでは,降雨のピーク時の上昇流をシーディングにより弱め,降水粒子の成長を抑制していた。これに対し,積雲発達期のシーディングでは,氷晶を大量に生成させて上昇流を起こし,オーバーシーディング状態となっているのが確認された。
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分類 (1件):
分類
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (11件):
  • 1) 中北英一・西脇隆太・山邊洋之・山口弘誠:ドップラー風速を用いたゲリラ豪雨のタマゴの危険性予知に関する研究,土木学会論文集B1(水工学) Vol.69, No.4, I325-I330, 2013.
  • 2) 野々村敦子・長谷川修一・林宏年・井面仁志・白木渡:精密地盤高図を用いた局所的な大雨・集中豪雨を想定した情報伝達・避難訓練,自然災害科学,30-1,59-79,2011.
  • 3) 鈴木善晴・田中聡一郎・郷祐美子:豪雨抑制効果に着目したシーディングによる気象制御手法に関する数値実験,土木学会論文集B1(水工学) Vol.68, No.4, I391-I396, 2012.
  • 4) 尾中俊之・鈴木善晴:シーディングによる豪雨抑制効果の評価・検証とその抑制メカニズムの解析に関する数値実験,土木学会論文集B1(水工学) Vol.70, No.4, I553-I558, 2014.
  • 5) 「人工降雨-渇水対策から水資源まで-」,真木太一,鈴木義則,脇水健次,西山浩司,技報堂出版,2012.
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