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J-GLOBAL ID:201602213872132253   整理番号:16A0096549

オープンサイエンスが目指すもの:出版・共有プラットフォームから研究プラットフォームへ

Perspective of open science : From publishing and sharing platform to research platform
著者 (1件):
資料名:
巻: 58  号: 10  ページ: 737-744 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0392A  ISSN: 0021-7298  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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欧州を筆頭に日本でもオープンサイエンス政策に関する関心が高まっている。オープンサイエンスの定義はいまだ明確には定まっていないが,現状を1つのムーブメントとしてとらえ,その本質を,今より研究成果の共有を進め,研究を加速ないしは効率化し,研究者の貢献を認めやすくすることとすれば,オープンサイエンスはさまざまな可能性をもつ。特に研究論文の出版という研究活動の一部のオープン化から,データのオープン化に対象が広がったことで,研究活動全体のエコサイクルを踏まえたサービスの構築とそれを念頭においた活動が進んでいる。現在の世界中のイニシアチブを俯瞰(ふかん)してみるに,これまで構築されてきた出版・共有プラットフォームが拡張され,より上位レイヤーの研究プラットフォームの構築に向かっていると解釈することが可能である。オープンサイエンスとその先にある科学技術・学術研究の新しい展開を見通しつつ,各ステークホルダーの能動的な変化が求められる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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科学技術政策・制度・組織 
引用文献 (29件):
  • 1) 林和弘. 動向レビュー:世界のオープンアクセス,オープンサイエンス政策の動向と図書館の役割. カレントアウェアネス. 2015, vol. 324, p. 15-18. http://doi.org/10.11501/9396326, (accessed 2015-11-06).
  • 2) 内閣府. “「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」報告書:我が国におけるオープンサイエンス推進のあり方について~サイエンスの新たな飛躍の時代の幕開け~”. http://www8.cao.go.jp/cstp/sonota/openscience/index.html, (accessed 2015-11-06).
  • 3) 内閣府. “科学技術基本計画について(答申素案)”. http://www8.cao.go.jp/cstp/pubcomme/kihon5soan/m001.pdf, (accessed 2015-11-06).
  • 4) 文部科学省. 科学技術・学術審議会 学術分科会 第8期学術情報委員会. “学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)”. http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/036/houkoku/1362564.htm, (accessed 2015-11-06).
  • 5) 文部科学省. “平成27年版科学技術白書”. http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa201501/detail/1358751.htm, (accessed 2015-11-06).
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