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J-GLOBAL ID：201602214034156587   整理番号：16A0477581

鉄道車両への難燃性マグネシウム合金の適用

著者 (2件)： 森久史 (鉄道総合技術研) ,  上東直孝 (鉄道総合技術研)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 66  号： 5  ページ： 226-232  発行年： 2016年05月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄道におけるエネルギー消費量の大半は車両走行エネルギーが占めており,省エネ化に対して車両の軽量化は重要な技術課題である。車両の軽量化には軽量材料の適用が最も有効であり,今後は,比強度の高い難燃性マグネシウム合金の適用が考えられる。本稿では,まず軽量化のニーズを示し,続いて車両構体に必要となる事項を整理した。その後,難燃性マグネシウム合金の適用に対する必要技術を示した。1)鉄道車両の軽量化:鉄道車両の軽量化の必要性,鉄道車両に必要な特性(車両用材料,車両構体に必要な特性),剛性確保の課題,2)難燃性Mg合金の車両への適用に対する必要技術,3)難燃性Mg合金の技術動向:素材の難燃性および材質の確認,特性の把握,部材作製技術の確立,溶接・接合技術の検討(アーク溶接の試み,FSW適用の試み)。

シソーラス用語： *鉄道車両 ,  *マグネシウム合金 ,  難燃性 ,  軽量化 ,  軽金属 ,  省エネルギー ,  *機械的性質 ,  剛性 ,  生産技術 ,  溶接 ,  接合【生殖】 ,  アーク溶接 ,  摩擦撹拌溶接 ,  着火点 ,  金属組織 ,  降伏強さ ,  引張強さ ,  伸び率 ,  流れ応力
準シソーラス用語： 車両軽量化 ,  比強度 ,  *技術動向 ,  ミクロ組織【金属組織】

分類 (2件)： 非鉄金属材料  (WE03000D) ,  鉄道車両・鉄道車両工業一般  (QH01000S)

引用文献 (19件)：

• 1) 秦 広:RRR, 69(2012),4-7.
• 2) 松澤 浩:鉄と鋼,69(1983),1967-1971.
• 3) 馬場義雄,西村嘉彦:軽金属,33(1983),618-631.
• 4) 塔本 徹,阪口 章:溶接学会誌,40(1971),506-522.
• 5) 鈴木康文:鉄と鋼,79(1993),N568-N575.

タイトルに関連する用語 (3件)： 鉄道車両 ,  難燃性 ,  マグネシウム合金