文献

J-GLOBAL ID：201602214081872410   整理番号：16A0710844

ダイズ(Glycine max)種子に対する宇宙微小重力下での保管の影響

Effect of Storage under Microgravity Conditions in Space on Soybean (Glycine max) Seeds

著者 (8件)： 古川一実 (沼津工高専) ,  押川達夫 (沼津工高専) ,  竹口昌之 (沼津工高専) ,  蓮実文彦 (沼津工高専) ,  後藤孝信 (沼津工高専) ,  藁科知之 (沼津工高専) ,  山根説子 (沼津工高専) ,  芳野恭士 (沼津工高専)
資料名： 技術・教育研究論文誌  (Journal of Technology and Education)
巻： 23  号： 1  ページ： 13-30  発行年： 2016年06月30日 
JST資料番号： L2883A  ISSN： 1342-6079  CODEN： DKGRFL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 他のダイズとともに,静岡原産のダイズである這豆がスペースシャトル「ディスカバリー」でISSに移送され,2週間の保管後,地球に戻された。宇宙微小重力下で2週間保管した時の影響を検討した。第1世代,第2世代,又は第3世代の宇宙保管這豆と地球保管這豆,あるいは市販ダイズの栽培における発芽率と概観,根粒菌のコロニー概観に差は見られなかった。栄養分(糖質,脂質,蛋白質の種類,含量など),保健成分(イソフラボン,サボニンなど)についても調べた結果を示した。また,這豆の利用についても検討した。

シソーラス用語： *ダイズ ,  *種子 ,  *微小重力 ,  *宇宙空間 ,  スペースシャトル ,  比率 ,  根粒菌属 ,  炭水化物 ,  脂質 ,  タンパク質 ,  サポニン ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  イソフラボノイド ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *Glycine max ,  発芽率 ,  根粒菌 ,  糖質

分類 (3件)： 分析化学一般  (CC02010H) ,  豆類  (FC03035U) ,  宇宙・地球の科学一般  (DA01010V)

物質索引 (1件)： イソフラボン

引用文献 (34件)：

• 増田芳雄,宇宙農業へかける夢:無重力状態での植物育成. 人間環境科学, vol.6(Suppl.), pp53-57(1997).
• 神阪盛一郎,国際宇宙ステーションで陸上植物は種子から種子への生活環を完結できるか. 生物工学, vol.80, pp.307-311(2002)
• T. Hoson, K. Soga, R. Mori, M. Saiki, K. Wakabayashi, S. Kamisaka, S. Kamigaichi, S. Aizawa, I. Yoshizaki, C. Mukai, T. Shimazu, K. Fukui, M. Yamashita, Morphogenesis of rice and Arabidopsis seedlings in space. J. Plant Res., vol.112, pp.477-486 (1999).
• 保尊隆亨,曽我康一,若林和幸, 国際宇宙ステーション実験による植物の抗重力反応機構の解明. 生物工学, vol.88, pp.292-295(2010).
• S.R. Long, W.J. Buikema, F.M. Ausubel, Cloning of Rhizobium meliloti nodulation genes by direct complementation of Nod-mutants. Nature, vol.298, pp.485-488 (1982).

タイトルに関連する用語 (8件)： ダイズ ,  Glycine ,  Max ,  種子 ,  宇宙 ,  微小 ,  重力 ,  保管