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J-GLOBAL ID：201602214503211066   整理番号：16A1264105

土砂災害から身を守るための草の根情報伝搬システムの提案

Proposal on Grass-roots Information Distribution System using MANET for Protecting Oneself from Landslide Disasters

著者 (8件)： 西正博 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  新浩一 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  河野英太郎 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  井上伸二 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  大田知行 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  石田賢治 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  宇都宮栄二 (KDDI研究所) ,  角田良明 (広島市大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 251(IN2016 48-59)  ページ： 31-36  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ゲリラ豪雨などによる土砂災害の被害を最小限に抑えるためには,生命の危険が脅かされる前に地域住民が迅速に避難することが極めて重要であり,避難すべきタイミングを住民自ら判断できる環境の整備が必要である。本研究では,地域住民が自律的に災害の前兆やその拡大を予測し,草の根アプローチにより災害情報を速やかにかつ広範囲に伝搬させ地域住民と共有する手法として,スマートフォン等の携帯端末で構成されるモバイルアドホックネットワーク(MANET)を用いた草の根災害情報伝搬システムを提案する。本システムではアシュアランスネットワーク設計原理を応用し,耐故障性や信頼性を高めたMANET技術を開発するとともに,携帯端末にて取得されるカメラ画像や地鳴りおよび土砂のにおい等の災害情報を地域住民が共有できるモバイルセンシング技術を開発する。また実際に土砂災害が生じ現在も危険が予想される地区に設置した固定型カメラシステムにて得られるセンシング情報もあわせて共有する。本報告では,草の根災害情報伝搬システムの概要を述べるとともに,本システムにおけるMANET技術やセンシング技術の開発状況を述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： 移動通信 ,  *予測 ,  災害 ,  *土砂災害 ,  伝搬 ,  情報流通 ,  集中豪雨 ,  スマートフォン ,  携帯端末 ,  *アドホックネットワーク
準シソーラス用語： *MANET ,  ゲリラ豪雨 ,  *災害予測 ,  情報伝搬

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 土砂災害 ,  情報伝搬 ,  提案