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J-GLOBAL ID:201602214996607833   整理番号:16A0092020

白色および赤色ブドウ栽培品種におけるアントシアニン生合成遺伝子の組織特異的発現分析

Tissue- Specific Expression Analysis of Anthocyanin Biosynthetic Genes in White- and Red-Fleshed Grape Cultivars
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号: 12  ページ: 22767-22780 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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中国の有色(色素)ブドウ品種Yan73は,赤色の果粒果肉を有する数少ないVitis vinifera(ヨーロッパブドウ)栽培品種の1つである。Yan73の果粒色と関連する遺伝子の組織特異的発現を調べるために,HPLC-MS分析に基づき赤色(Yan73)あるいは白色果肉(Muscat Hamburg)を有する2つの赤色果皮ブドウ品種の果皮および果肉組織でアントシアニンの差次的蓄積を分析し,定量的RT-PCRにより両品種における18のアントシアニン生合成遺伝子の差次的発現を分析した。その結果,GST,OMT,AM3,CHS3,UFGT,MYBA1,F3′5′H,F3H1およびLDOXの転写産物がMuscat Hamburgの白色果肉でわずかに検出可能であった。特に,GST,OMT,AM3,CHS3およびF3H1は,赤色果肉Yan73と比較して白色果肉Muscat Hamburgで約50倍のダウンレギュレーションを示した。種々のタイプのアントシアニンおよび遺伝子発現の蓄積の間の相関分析から,GST,F3′5′H,LDOXおよびMYBA1の累積的発現は,アシル化アントシアニンおよび3′5′-OHアントシアニンとより密接に関係していたが,OMTおよびAM3は全アントシアニンおよびメトキシル化アントシアニンとより密接に関係することが示された。従って,OMT,AM3,GST,F3′5′H,LDOXおよびMYBA1の転写産物は,Yan73の果皮および果肉におけるアントシアニンの量および成分での変異の大部分を説明した。データから,Yan73の果肉組織におけるアントシアニンの特異的局所化は,果肉におけるOMT,AM3,GST,F3′5′H,LDOXおよびMYBA1の組織特異的発現におそらく起因することが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  遺伝子発現  ,  植物生理学一般 

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