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J-GLOBAL ID：201602215124868851   整理番号：16A0483399

バイオマスから誘導した再利用性不均一触媒による木質バイオマス加水分解

Hydrolysis of woody biomass by a biomass-derived reusable heterogeneous catalyst

著者 (5件)： Kobayashi Hirokazu (Inst. for Catalysis, Hokkaido Univ., Kita 21 Nishi 10, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido 001-0021, Japan. [e-mail]) ,  Kaiki Hiroyuki ,  Shrotri Abhijit ,  Techikawara Kota ,  Fukuoka Atsushi
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 7  号： 1  ページ： 692-696  発行年： 2016年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスは将来的な化学物質/燃料需要を支えるための唯一の炭素ベース再生可能資源である。陸生植物主成分のリグノセルロースは,最も豊富な非食料バイオマスで,その利用はバイオリファイナリーで大きな課題である。ここでは,リグノセルロース解重合向けの初めての再利用可能で費用効果的な不均一触媒を報告した。木質バイオマス(ユーカリ)空気酸化は,カルボキシル基(2.1mmol・g^-1)と脂肪族部分を持つ芳香族骨格を含む炭素質材料を提供する。本触媒は,微量濃度HCl水溶液中,1hr以内に高収率で木質バイオマス(ユーカリ)を糖類へと加水分解する。更に,反応後,触媒と木質バイオマス不溶性成分から成る固体残留物は,同じ空気酸化法により新たな触媒へと容易に逆変換される。これは,容易な触媒調製と再利用の実現に向けた触媒源と基質両方として木質バイオマスを利用する自給自足系である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ユーカリ ,  植物 ,  *木質バイオマス ,  *リグノセルロース ,  *解重合 ,  *加水分解 ,  触媒 ,  *再利用 ,  効果 ,  *空気酸化 ,  脂肪族化合物 ,  *芳香族化合物 ,  炭素材 ,  *塩酸 ,  炭水化物 ,  残留物 ,  固体 ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  陸生植物 ,  *不均一触媒 ,  費用対効果 ,  炭素質材料 ,  糖類 ,  自給自足

分類 (6件)： 木材化学  (FF05040V) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  加溶媒分解  (CF02040X) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオマス ,  誘導 ,  再利用性 ,  不均一触媒 ,  木質バイオマス ,  加水分解