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J-GLOBAL ID:201602215384465831   整理番号:16A0107630

溶剤型の機能としてのキトサン生体高分子の電気泳動析出挙動

Electrophoretic Deposition Behavior of Chitosan Biopolymer as a Function of Solvent Type
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号: 11/14  ページ: 1193-1200  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: B0866A  ISSN: 0360-2559  CODEN: PPTEC7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,乳酸,ギ酸および酢酸中のキトサン溶液の電気泳動挙動を調べた。有機酸は,それらがキトサンを完全に溶解できるとして考えた。この目的で,電荷密度,慣性半径および固有粘度等のキトサン溶液の分子パラメータを,他方で,応用パラメータを検討するため,その時間過程での電流密度の変動を記録した。キトサン溶液の電着(ED)は一定電圧下で実施した。これ等のデータは,Pierce&Miskovic膜成長モデルに当てはまり,従ってキトサン膜形成の機構を,分子および応用パラメータを使って解釈した。その結果,溶媒はキトサンのEDに及ぼす大きな影響がある,ことを見付けた。この影響は非常に特殊であり,キトサン高分子鎖の電荷密度,粘度および粒径に依存していた。Pierce&Miskovic膜成長モデルから得られた数値からも,またキトサンのエレクトロマイグレーションに及ぼす異なる溶媒の影響を確認した。ギ酸は,乳酸や酢酸に比べて陰極表面へより速く移動した。ギ酸中のキトサン溶液は,その適切な粘度と粒度に因り良好な膜形成をもたらした。高いKパラメータ値(一定膜堆積速度)から本結論を確認した。加えて,j<sub>f</sub>(膜の電気浸透量)値から,ギ酸からキトサンのEDは,酢酸から電着した膜に比べてより細孔の少ない均一膜をもたらした。
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分類 (5件):
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有機化合物の薄膜  ,  クロマトグラフィー,電気泳動  ,  多糖類  ,  非水溶液  ,  反応に及ぼすその他の効果 
タイトルに関連する用語 (5件):
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