抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポイントカード管理会社は,顧客の購買履歴情報を二次利用する際,匿名化などのデータ加工を行い,顧客のプライバシー保護を心がけている。しかし,顧客自身の判断でSNS(Social Networking Service)上に公開された一部の個人情報と,二次利用目的で匿名化された購買履歴情報が結び付けられることにより,顧客のプライバシーが侵害される可能性がある。本研究では,二次利用する購買履歴情報を作成する場合に,公開してもよいと判断される情報(ノーマル情報)と公開したくない情報(センシティブ情報)に分類した上で,k-匿名性やl-多様性を考慮した匿名化を行うことにより,SNS上の情報と結び付けられにくくする方式を提案する。(著者抄録)