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J-GLOBAL ID:201602215902871318   整理番号:16A0371141

気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト 第2編 地球温暖化が農業分野に与える影響評価と適応技術の開発 第2章 土地利用型作物における影響評価と適応技術の解明 2 温暖化に伴う病虫害の発生変動要因の解明と影響評価

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資料名:
号: 557  ページ: 125-130  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)関東地域において,イネ刈り取り後のひこばえにおける縞葉枯病発病株率及び媒介虫の保毒虫率は非常に高い数値を示した。秋の平均気温の上昇との関連が強く疑われる。(イ)九州地域では関東地域と比較してヒメトビウンカの薬剤抵抗性が発達していることが明らかになった。また,九州地域では海外飛来個体群と土着個体群の交雑を示唆する抵抗性の発達が認められた。(ウ)野外から採集したヒメトビウンカを用いてイネ幼苗へのイネ縞葉枯ウイルス(RSV)虫媒接種試験を行い,同じ個体を簡易ELISA法によるRSV保毒虫検定に供試してそれぞれの結果を比較したところ,98%の個体で結果一致した。簡易ELISA法はRSV保毒虫検定法として優れていると考えられた。(エ)斑点米カメムシ類では,アカスジカスミカメの第2世代成虫最盛日は,温暖化が進むにつれて,ひとめぼれ,コシヒカリの出穂期に近づいていく傾向が見られた。イネ出穂期は気温と日長に影響を受けるのに対して,アカスジカスミカメ成虫最盛日は気温のみに影響を受けるため,温暖化による影響がより大きく働いたためではないかと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  植物の病災害一般 
タイトルに関連する用語 (14件):
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