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J-GLOBAL ID:201602215931089700   整理番号:16A0062713

次世代のエネルギー社会システムと化学工学の展望 第2部 エネルギー技術の将来展望と社会の変化 2.1 現状認識と予測される社会情勢の変化(3)電力システム改革と再生可能エネルギー導入の相互作用

著者 (2件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 14-15  発行年: 2016年01月05日 
JST資料番号: F0099A  ISSN: 0375-9253  CODEN: KKGKA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011年3月の東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故を契機に,電力システム改革の議論が加速した。その背景には,我が国がかかえる固有のエネルギー事情がある。我が国のエネルギー自給率は震災前の2010年には19.9%(原子力を国産エネルギーとみなした場合)であったが,2012年時点では6.3%にまで減少し,米国(同84.4%)や英国(同61,1%)など他の先進諸国と比較してもきわめて低い水準にある。さらに,歴史的な経緯から,我が国は東西で電力の周波数が50Hzと60Hzに分断されており,両者の間で融通できる電力の容量に制限がある。このことは,これまで平常時には大きな問題にはならなかった。しかし,大震災直後の緊急時には,周波数変換所の容量制約により,西日本の余剰電力を電力不足の東日本でうまく活用できず,電力需給のアンバランスが発生し,構造的な弱点が顕在化した。そのような中,我が国はエネルギー政策の抜本的な見直しに着手し,その一環として,電力供給体制の変更を含む「電力システム改革」の議論が始まった。本稿では,電力システム改革,再生可能エネルギーの導入と課題などについて解説した。
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分類 (3件):
分類
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エネルギー資源及び開発  ,  化学工学一般  ,  電力工学・電力事業一般 
引用文献 (1件):
  • 電力システム改革専門委員会:電力システム改革専門委員会報告書(2013)
タイトルに関連する用語 (14件):
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