抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中性子スピンエコー(NSE)法は現在,最高の中性子エネルギー分解能を持つ分光学的方法である。京都大学とKEKは共同してBL06に2種類のNSE分光器群,すなわち,中性子共鳴スピンエコー(NRSE)装置とmodulated intensity by zero effort(MIEZE)装置を建設中である。NRSEとMIEZE両方共中性子共鳴スピンフリッパーを利用し,狭い空間中に小型の多数の分光器群を設計し,設置することが可能になった。この分光器群は「VIN ROSE」(Village of Neutron ResOnance Spin Echo spectrometers)と名づけた。本論文では,「VIN ROSE」の特性,現状,及び将来計画について概説を行った。