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J-GLOBAL ID:201602216534072264   整理番号:16A0783739

多収で極良食味の低アミロース米品種「ゆきがすみ」の育成

Breeding of “Yukigasumi”, a High-yielding Rice Cultivar with Low Amylose Content and Superior Eating Quality.
著者 (11件):
資料名:
号: 204  ページ: 19-33  発行年: 2015年12月22日 
JST資料番号: F0671A  ISSN: 1347-8117  CODEN: HKNSBV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「ゆきがすみ」は,「きらら397」の低アミロース性突然変異系統である「札系96118」(後の「北海287号」)と耐冷性が強く食味が良い「空育160号」との交雑後代より育成された低アミロース米品種である。2012年に種苗法に基づく品種登録がなされた。「ゆきがすみ」の主要特性は以下のとおりである。1.育成地での出穂期は「おぼろづき」より1日遅く,成熟期は2日遅い。出穂期,成熟期とも“中生の早”に属する。2.玄米収量は「おぼろづき」より10%以上,北海道の低アミロース米品種「ゆめぴりか」より5%程度多収である。3.穂ばらみ期耐冷性は「おぼろづき」並の“強”で,「ゆめぴりか」よりやや強い。4.いもち病真性抵抗性遺伝子型は“Pia,Pii,Pik”と推定され,いもち病圃場抵抗性は,葉いもちは“やや弱”,穂いもちは“中”であり,どちらも「おぼろづき」並である。5.白米アミロース含有率は「おぼろづき」よりやや高く,「ゆめぴりか」よりやや低い。6.白米タンパク質含有率は,「おぼろづき」,「ゆめぴりか」より低い。7.炊飯米の食味総合評価は「おぼろづき」,「ゆめぴりか」とほぼ同等である。以上の特性から,「おぼろづき」,「ゆめぴりか」と同様に単品利用が可能な極良食味低アミロース米品種として北海道上川中南部,留萌中南部以南の稲作地帯に適応する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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稲作 
引用文献 (15件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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