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J-GLOBAL ID:201602217318366868   整理番号:16A0043962

ワイン発酵中の酵母の細胞壁表面のマンノ蛋白質及びβ-グルカン測定のための,中赤外全反射分光法を用いた多変量アプローチ

A Multivariate Approach Using Attenuated Total Reflectance Mid-infrared Spectroscopy To Measure the Surface Mannoproteins and β-Glucans of Yeast Cell Walls during Wine Fermentations
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号: 45  ページ: 10054-10063  発行年: 2015年11月18日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酵母細胞は,グリコ蛋白質,マンナン,グルカンのポリマーを主成分とする細胞壁を持っている。ワインの製造には,多くの種類の酵母が用いられており,ワインの品質は,酵母の細胞壁の特性に左右される。細胞壁成分組成に対するワイン発酵の影響を知るために,中赤外(MIR)分光法と多変量解析手法(主成分分析法,OPLS判別分析法)を組み合わせて研究を行った。酵母としては,サッカロミセス属酵母(実験用,工業用),サッカロミセス属以外の酵母,計40系統を供試した。その結果,フィンガープリントスペクトル域の主成分分析によって,実験用サッカロミセス属酵母,工業用サッカロミセス属酵母,サッカロミセス属以外の酵母を識別できることが示された。また,主成分分析法,OPLS判別分析法を組み合わせた解析によって,工業用サッカロミセス属酵母の細胞壁は,実験用サッカロミセス属酵母と比べて,蛋白質(例えばマンノ蛋白質)を多く含んでいること,これに対して,実験用サッカロミセス属酵母の細胞壁は,主に,マンナン及びグルカンポリマーからできていることが示された。
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分類 (3件):
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ぶどう酒  ,  食品の品質  ,  生体物質一般 

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