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J-GLOBAL ID：201602217706171548   整理番号：16A0091983

血漿の抗酸化状態に及ぼす天然ジュース消費の影響:系統的検討とメタ分析

Impact of Natural Juice Consumption on Plasma Antioxidant Status: A Systematic Review and Meta-Analysis

著者 (5件)： TONIN Fernanda S. (Universidade Federal do Parana, Curitiba, BRA) ,  STEIMBACH Laiza M. (Universidade Federal do Parana, Curitiba, BRA) ,  WIENS Astrid (Universidade Federal do Parana, Curitiba, BRA) ,  PERLIN Cassio M. (Universidade Federal do Rio Grande do Sul, Porto Alegre, BRA) ,  PONTAROLO Roberto (Universidade Federal do Parana, Curitiba, BRA)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 20  号： 12  ページ： 22146-22156 (WEB ONLY)  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:酸化ストレスは反応種の過剰産生および抗酸化防御の低下をもたらし,結果として糖尿病や癌といった慢性疾患の原因となる可能性がある。抗酸化プロファイルを有する天然化合物は防止法の一つになる可能性となる。これを受け著者らはヒト血漿内でのジュースの抗酸化活性の可能性についてエビデンスを得ることを試みた。方法:果実または野菜ジュールをプラセボまたはその他飲料物と比較した無作為化対照比較試験を含む系統的な検討とメタ分析を実施した。PubMed,Scopus,International Pharmaceutical Abstracts,SciELOを電子検索した。抽出した評価項目は,抗酸化状態に関するもの,例えばビタミンC,スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT)のレベル,およびマロンジアルデヒド(MDA)の減少,ならびにTEACとして測定した抗酸化能力であった。結果:28の試験を特定し(n=1089),その内の16の試験をメタ分析にかけた。ジュースとプラセボの間にTEAC,SOD,およびCATに関して有意な差は見られなかった。しかしジュースはビタミンCを高めること,およびMDAを下げることに関しては対照よりも優れていた。結論:天然ジュースは酸化ストレス管理手段候補に成りえる。ジュースの効果につては,より大規模かつ十分計画された長期試験を実施して調べる必要がある。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 解析 ,  メタ分析 ,  酸化ストレス ,  *果実飲料 ,  *野菜ジュース ,  *性質 ,  血漿 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 系統解析 ,  *抗酸化能

分類 (1件)： 果実飲料,加工飲料  (FJ06020S)

物質索引 (2件)： ビタミンC ,  マロンジアルデヒド

タイトルに関連する用語 (6件)： 血漿 ,  抗酸化状態 ,  ジュース ,  消費 ,  系統 ,  メタ分析