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J-GLOBAL ID:201602217737159660   整理番号:16A0299227

積雪とフロストフラワー内の細菌に対する北極圏微生物及びシーケンシング方式:選択識別,存在量及び凍結核形成

Arctic microbial and next-generation sequencing approach for bacteria in snow and frost flowers: selected identification, abundance and freezing nucleation
著者 (3件):
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巻: 15  号: 11  ページ: 6183-6204 (WEB ONLY)  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2009年春,米国アラスカ州バローにおけるOcean-Atmosphere-Sea Ice-Snowpack(OASIS)キャンペーンの一部として,五つの積雪型とフロストフラワーの微生物コミュニティの同一性,個体群の多様性,凍結核形成能を検討した。培養および遺伝子配列に基づく同定方式に加えて,最先端のゲノムの次世代シーケンシング(NGS)技術を利用して,北極圏のサンプルにおける細菌コミュニティの多様性を調べた。既知のの門或いは候補区画は,5大門:プロテオバクテリア,Actinobacteria,Bacteroidetes,Firmicutes,及びシアノバクテリアの一つに属する大部分の配列(12.3~83.1%)によって検出された(11~18)。検出された属の数は,101~245に及んだ。培養可能細菌の最高数を,フロストフラワー(FFs)及び積雪(AS)で観測し,それぞれ325±35及び314±142CFUm l-であった。風成(WP)および吹雪(BS)における培養可能な菌類に対しては5±1CFUm l-であった。同定された分類群の形態学的/元素組成及び氷核形成能を,エネルギー分散型X線分光法と氷核形成冷板を用いた高分解能電子顕微鏡を使って取得した。細菌分離株に対する氷点温度は,-20.3±1.5から-15.7±5.6°C,融解した雪試料に対して-9.5±1.0から-18.4±0.1°Cの範囲であった。Bacillus属に属する単離株(96%類似性)は,氷核形成活性が-6.8±0.2°Cであった。モントリオールの都市積雪との比較から,多様性の細菌群が北極圏に存在し,幾つかの分類群は異なる生態学的環境に由来する可能性があることを明らかにした。北極圏の積雪の凍結・融解過程における積雪微生物の潜在的影響を考察した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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雪氷学 

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