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J-GLOBAL ID:201602217840829869   整理番号:16A0431085

塩味とうま味の相互作用

The Interactions of Salty and Umami Taste
著者 (2件):
資料名:
号: 38  ページ: 81-91  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: S0892B  ISSN: 0915-115X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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目的:塩味とうま味の相互評価を詳しく調べることを目的として,官能検査を行った。方法:短大生を対象に塩化ナトリウムおよびグルタミン酸ナトリウム(MSG)を用いて官能検査を行い,対比効果と抑制効果の境目,塩味の強さおよび好ましい塩味の検討,MSGの塩味度の検討を行った。結果および考察:塩化ナトリウム濃度0.8~0.9%の条件では,対比効果が認められたが,塩化ナトリウム濃度0.9%を超えるとうまみは塩味を抑制した。また,塩味によるうま味の抑制効果の境界は,塩化ナトリウム1.2%付近であることが明らかとなった。さらに,塩化ナトリウムとMSGの組み合わせにより,塩味やうま味の感じ方が異なることが明らかとなり,おいしさのためには,相互のバランスが重要であると結論付けた。また,MSGの塩味度の検討により,MSG溶液の塩味の感じ方には個人差が大きいことも示唆された。
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分類 (1件):
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調味料,香辛料 
物質索引 (1件):
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