文献

J-GLOBAL ID：201602218348444630   整理番号：16A0043960

トウモロコシ蒸留乾燥種子から異なるエタノール濃度で抽出したアントシアニンと市販飲料の,貯蔵性と熱安定性の温度依存

Temperature Dependency of Shelf and Thermal Stabilities of Anthocyanins from Corn Distillers’ Dried Grains with Solubles in Different Ethanol Extracts and a Commercially Available Beverage

著者 (7件)： DE MEJIA Elvira Gonzalez (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  DIA Vermont P. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  WEST Leslie (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  WEST Megan (Kraft Foods, Illinois, USA) ,  SINGH Vijay (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  WANG Zhaoqin (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  ALLEN Charlotte (Kraft Foods, Illinois, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 63  号： 45  ページ： 10032-10041  発行年： 2015年11月18日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,トウモロコシ蒸留乾燥種子から異なるメタノール濃度で抽出したアントシアニン(DDGS)と紫色のトウモロコシのアントシアニンを添加した市販飲料の,貯蔵性と熱安定性を調べた。その結果,DDGSを6週間貯蔵すると,貯蔵温度,抽出エタノール濃度によって,6.8~73.7%の減少が見られた。DDGSで,エタノール濃度を0から25%に高めると,温度変化に対する感受性が低下した。また,アシル化処理すると分解速度が速くなった。アントシアニンの変化では,明度の上昇と赤味の低下が見られた。市販飲料を4°Cで12週間貯蔵するとアントシアニン含量が25.5%低下した。本試験結果は,食品の着色材料として色付きのトウモロコシを選ぶ場合の参考になると考察された。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *アントシアニン ,  食用着色料 ,  *貯蔵安定性 ,  *熱安定性 ,  温度依存性 ,  アシル化
準シソーラス用語： 食品着色料 ,  *貯蔵性 ,  温度依存

分類 (2件)： 食品添加剤  (FJ10020H) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (9件)： トウモロコシ ,  蒸留 ,  種子 ,  エタノール濃度 ,  アントシアニン ,  飲料 ,  貯蔵性 ,  熱安定性 ,  温度依存