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J-GLOBAL ID：201602218401030410   整理番号：16A0107499

オスOx1r^-/-マウスの包括的な行動分析は気分,不安,および社会的行動におけるオレキシン1受容体の意味を明らかにした

Comprehensive Behavioral Analysis of Male Ox1r^-/- Mice Showed Implication of Orexin Receptor-1 in Mood, Anxiety, and Social Behavior

著者 (9件)： ABBAS Md. G. (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  SHOJI Hirotaka (Fujita Health Univ., Toyoake, JPN) ,  SOYA Shingo (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  HONDO Mari (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  HONDO Mari (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  MIYAKAWA Tsuyoshi (Fujita Health Univ., Toyoake, JPN) ,  MIYAKAWA Tsuyoshi (National Inst. for Physiological Sci., Okazaki, JPN) ,  SAKURAI Takeshi (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  SAKURAI Takeshi (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN)
資料名： Frontiers in Behavioral Neuroscience (Web)  (Frontiers in Behavioral Neuroscience (Web))
巻： 2015  号： Dec  ページ： WEB ONLY  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： U7035A  ISSN： 1662-5153  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 視床下部外側のニューロンでのみ産生される神経ペプチドのオレキシンAおよびBは,睡眠/覚醒状態とエネルギー恒常性の制御を含む行動および恒常性プロセスの広い範囲で重要な役割を果たす。オレキシンシステムは,自律神経系,情動,気分,報酬系,および睡眠/覚醒状態を制御するシステムと緊密な解剖学的および機能的関連性を有する。選択的拮抗薬を用いる近年の薬理学的研究は,オレキシン1受容体(OX1R)が情動,報酬系,および自律神経系に関与することを提示している。本稿で著者らは,付加的なOX1R機能をスクリーニングするために,包括的行動テストバッテリーによりOx1r^-/-マウスを調べた。Ox1r^-/-マウスは増加した不安様行動,変化したうつ様行動,僅かに低下した自発的運動活動,低下した社会的相互作用,上昇した驚愕反応,および減少したプレパルス抑制を示した。これらの結果は,OX1Rが気分および不安における役割に加え,社会性行動と感覚運動ゲーティングにおいて役割を果たすことを提示する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ノックアウトマウス ,  *動物行動 ,  相互作用 ,  *情報伝達受容体 ,  生物活性 ,  動作分析 ,  感情 ,  不安 ,  *神経生理 ,  オレキシン受容体 ,  感覚運動ゲーティング ,  シグナル伝達 ,  実験動物 ,  マウス
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  *オレキシン1受容体 ,  社会的相互作用

分類 (4件)： 個生態学  (EE03020H) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  神経系一般  (EJ12010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： マウス ,  行動分析 ,  気分 ,  社会的行動 ,  オレキシン ,  受容体 ,  意味