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J-GLOBAL ID：201602218675098844   整理番号：16A1399691

展望:金属系の大規模密度汎関数計算のための方法

Perspective: Methods for large-scale density functional calculations on metallic systems

著者 (4件)： Aarons Jolyon (School of Chemistry, University of Southampton, Southampton SO17 1BJ, United Kingdom) ,  Sarwar Misbah (Johnson Matthey Technology Centre, Sonning Common, Reading, United Kingdom) ,  Thompsett David (Johnson Matthey Technology Centre, Sonning Common, Reading, United Kingdom) ,  Skylaris Chris-Kriton (School of Chemistry, University of Southampton, Southampton SO17 1BJ, United Kingdom)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 145  号： 22  ページ： 220901-220901-14  発行年： 2016年12月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エネルギーやバイオサイエンスなどの分野における現在の研究課題は,触媒や磁性材料などの技術的に重要なプロセスにおいて原子レベルでの理解を与えるために,数百から数千の金属ナノ構造に対する密度汎関数理論(DFT)計算の強い必要性を生み出している。現在,絶縁体の何千もの原子による計算に対する線形スケーリングDFT法は成熟している。しかし,このような方法は,化学的ポテンシャルおよびその部分的な占有による状態の連続体がまだ完全に克服されていない大きなハードルを与えている金属には適用できない。この展望では,金属ナノ粒子の研究に必要とされるような大規模計算の方法に焦点を当てて,金属系のDFT計算の理論を概説した。電子系の電子エネルギー最小化のための初期アプローチ,ならびに電子ハミルトニアン固有値の利用なしに,例えばFermi演算子展開および積分展開のクラスなどの熱分布から部分的な状態占有を課すことができるアプローチを与えた。それから,金属の長さスケールの問題によりよく取り組むことが見込まれる過去10年間に行われた重要な発展に焦点をあてた。各方法が与える課題,続くべき将来のありそうな方向性,および金属に対する精確な線形スケーリングDFT法に見込みがあるかどうかについて論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *密度汎関数法 ,  ナノ構造 ,  金属組織 ,  *ナノ粒子 ,  *計算 ,  電子構造 ,  演算子積展開 ,  エネルギー ,  最適化 ,  金属材料 ,  分布 ,  金属ナノ構造 ,  *金属ナノ粒子 ,  *大規模計算 ,  電子エネルギー ,  エネルギー最小化 ,  熱分布 ,  組織 ,  改変
準シソーラス用語： 演算子展開 ,  金属系材料

分類 (2件)： 金属結晶の電子構造  (BM02050C) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 展望 ,  大規模 ,  密度汎関数計算