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J-GLOBAL ID:201602219012177176   整理番号:16A0398011

ドブガイモドキ幼生の宿主となる5魚種の新記録

Record of Five New Host Species for the Glochidia of the Freshwater Unionid Mussed Cristaria tenuis
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  号: 1/2  ページ: 41-44  発行年: 2016年04月13日 
JST資料番号: L0952A  ISSN: 1348-2955  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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石垣島産ドブガイモドキについて,幼生の宿主として機能する魚種を探索した。現場で採集した幼生の寄生を受けている可能性のある6魚種(ギンブナ,グッピー,ティラピア類)と,飼育下で放出された幼生を人為的に寄生させた9魚種(オイカワ,シマドジョウ類,リーストラスボラ,ゴールデンバルブ,メダカ類,キノボリウオ,スリースポットグラミィ,ムーンライトグラミィ,ヒナハゼ)を実験水槽内で継続飼育して,魚体から離脱してきた幼生を観察,計数した。その結果,オイカワ,シマドジョウ類,メダカ類,グッピー,キノボリウオ,スリースポットグラミィ,ヒナハゼの7魚種より,変態を完了させた稚貝が出現した。全離脱数に占める稚貝の出現率は魚種によって差があり,ヒナハゼ,グッピー,キノボリウオで特に高かった。すでに報告のあるメダカ類とグッピーを除く5魚種が,本研究で新たに宿主となりうることが判明した。石垣島では外来種のグッピーが宿主として機能することが示唆されるが,それに加えて在来魚種であるヒナハゼも宿主として機能する可能性がある。さらに,日本国内には生息しないキノボリウオ亜目魚類との宿主適合性が初めて認められた。これらは空気呼吸や種によっては陸上移動の能力を持つため,湿地域や陸域を介して幼生の分散を担う可能性がある。(著者抄録)
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分類 (3件):
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魚類  ,  魚類以外の水産動物  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (15件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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