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J-GLOBAL ID：201602219054034813   整理番号：16A0181377

有効な抗菌コーティング用途に対してポリ(酢酸ビニル)/銀ナノ複合材料を調製するための新しいアプローチ

A Novel Approach to Prepare Poly(Vinyl Acetate)/Ag Nanocomposite for Effective Antimicrobial Coating Applications

著者 (4件)： YOUSSEF Ahmed M. (National Res. Center, Giza, EGY) ,  YOUSSEF Mai (Mansoura Univ., EGY) ,  AYAD D. M. (Mansoura Univ., EGY) ,  SARHAN A. A. (Mansoura Univ., EGY)
資料名： Polymer-Plastics Technology and Engineering  (Polymer-Plastics Technology and Engineering)
巻： 54  号： 15/17  ページ： 1735-1742  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： B0866A  ISSN： 0360-2559  CODEN： PPTEC7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,簡易な一段合成法を,Agナノ粒子(AgNP)を有するポリ酢酸ビニル(PVAc)ナノ複合材料に対して実施した。AgNPを,重合性モノマに酢酸ビニル,開始剤に過硫酸カリウム(PPS),乳化剤にポリビニルアルコール(PVA)そしてAg⁺イオン用の安定化剤も含んだエマルション内で硝酸銀を使って調製した。Ag⁺イオン用の還元剤のクエン酸三ナトリウム存在下で,モノマの重合がAgNP表面上で起こり,従って,分散相にAgNPを,連続相にポリ酢酸ビニルを有するナノ複合材料を生成し,これが抗菌塗膜を調製する新しいその場エマルション重合方法であった。得られたたPVAc/Agナノ複合材料を紫外分光法で特性化し,420~445nmでの特性ピークがAgNPの生成に関連していた。XRD,SEMとTEMから,AgNPを含有するPVAc/Agナノ複合材料が生成した,ことを立証した。調製したPVAc/Agナノ複合材料は純ポリマよりも更に熱安定性であり,特にグラム陽性菌やグラム陰性菌等の大半の試験した細菌培養で抗菌活性を示した。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  強化熱可塑性プラスチック ,  *ポリ酢酸ビニル ,  *ナノ粒子 ,  簡素化 ,  化学合成 ,  *その場重合 ,  *乳化重合 ,  インサイチュコンポジット ,  単量体 ,  重合開始剤 ,  カリウム化合物 ,  ペルオキソ硫酸塩 ,  乳化剤 ,  ポリビニルアルコール ,  金属イオン ,  安定剤 ,  硝酸銀 ,  *抗細菌作用 ,  *塗工剤 ,  熱安定性 ,  脂肪酸 ,  脂肪族アルコール ,  エノールエステル ,  ビニル化合物 ,  不飽和アルコール
準シソーラス用語： 一段合成 ,  過硫酸カリウム ,  *銀ナノ粒子 ,  抗菌活性

分類 (6件)： 微生物に対する農薬  (FB06040Q) ,  各種塗料  (YJ03060I) ,  応用物理化学的操作・装置  (XE03000E) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  その他の高分子材料  (YH07150C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

物質索引 (1件)： 酢酸ビニル

タイトルに関連する用語 (7件)： 抗菌 ,  コーティング ,  用途 ,  酢酸ビニル ,  銀 ,  ナノ複合材料 ,  調製