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J-GLOBAL ID：201602219526737236   整理番号：16A0215832

高速道路における高齢運転者のハザード知覚特性分析

An Analysis of Elderly Drivers’ Hazard Perception on Expressway

著者 (6件)： 多田昌裕 (近畿大学理工学部) ,  飯田克弘 (大阪大学大学院工学研究科) ,  中西誠 (関西大学大学院心理学研究科) ,  安時亨 (西日本高速道路エンジニアリング関西株式会社) ,  山田憲浩 (西日本高速道路株式会社) ,  蓮花一己 (帝塚山大学心理学部)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 2  号： 2  ページ： A.75-A.84 (J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,過去 5 年間の事故調書データ解析結果に基づいて,高速道路を対象としたハザード知覚テストを作成・実施し,高齢者が高速道路上のどのような場面でハザード知覚ができない傾向にあるか検証した.40 名の実験参加者(高齢者 20 名,非高齢者 20 名)に対する実験の結果,高齢者はハザードの危険性を正しく認識できた割合を示す平均ハザード得点率が非高齢者と比べて有意に低く,ハザードを正しく知覚できていないことが分かった.また,高齢者のハザード知覚の特性として(1)本線分岐合流部や TB における他車両の行動予測,ならびに(2)複数車両に対して同時に注意を払いつつ交通状況の予測をせねばならない状況,を苦手としていることが明らかとなった.(著者抄録)

シソーラス用語： 高速道路 ,  *運転者 ,  *リスク ,  知覚 ,  試験 ,  性能分析 ,  特性 ,  予測 ,  状態 ,  *比率
準シソーラス用語： テスト ,  *ハザード ,  交通状況 ,  行動予測 ,  *高齢運転者 ,  特性解析 ,  *認識率

分類 (2件)： 運転者  (TB01040V) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高速道路 ,  ハザード ,  知覚 ,  分析