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J-GLOBAL ID：201602219679034293   整理番号：16A0103317

CorBによる直接的ポリケチド融合の構造的基礎

Structural basis of head to head polyketide fusion by CorB

著者 (9件)： ZOCHER Georg (Interfaculty Inst. of Biochemistry, Univ. Tuebingen, Hoppe-Seyler-Str. 4, 72076 Tuebingen, Germany. ...) ,  VILSTRUP Joachim ,  HEINE Daniel ,  HALLAB Asis ,  GORALSKI Emilie ,  HERTWECK Christian ,  STAHL Mark ,  SCHAEBERLE Till F. ,  STEHLE Thilo
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 6  号： 11  ページ： 6525-6536  発行年： 2015年11月13日 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Corallopyronin Aは,強力な抗生物質特性を示す粘液細菌Corallococcus coralloides由来のポリケチドである。Corallopyronin Aの生合成に関与する遺伝子クラスターが最近記載され,CorBがまれな直接的縮合反応において2つのポリケチド鎖とインターコネクトするケトシンターゼとして作用することを提示した。高解像度でインターコネクトするポリケチド合成酵素CorBの構造を決定し,CorBがチオラーゼ褶曲構造を示すことを発見した。部位特異的突然変異誘発は,システイン,ヒスチジンとアスパラギンからなる触媒トリアドが触媒作用のために重要であり,このトリアドがHMG-CoAシンターゼに存在するトリアドと類似することを示した。精製したCorBを誘導体化する基質模倣体を合成し,ESI-MSにより基質の付着を確認した。複合体の構造解析はポリケチド鎖のための電子密度ベースのモデルを得て,非常に広いT字型の活性部位が同時に2つのポリケチドを受入れることが可能なことを示した。構造解析は,CorBが触媒した珍しい直接的ポリケチド-インターコネクト反応を理解するための基盤を提供した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 粘液細菌目 ,  *ラクトン ,  MRSA ,  抗細菌作用 ,  クラスタ ,  配線 ,  *合成酵素 ,  褶曲構造 ,  部位特異的変異誘発 ,  分子構造 ,  構造解析 ,  活性部位 ,  代謝産物
準シソーラス用語： Corallococcus coralloides ,  *CorB ,  インタコネクト ,  ケトシンターゼ ,  トリアド ,  *ポリケチド ,  遺伝子クラスタ ,  粘液細菌 ,  微生物代謝産物

分類 (3件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  酸素複素環化合物一般  (CF07020K) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： コラロピロニンA

タイトルに関連する用語 (3件)： ポリケチド ,  融合 ,  基礎