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J-GLOBAL ID：201602220110943208   整理番号：16A0910776

パーベーパレーションによる異なる官能基を有する疎水性シリカ膜を介する水溶液からの有機化合物の浸透特性

Permeation properties of organic compounds from aqueous solutions through hydrophobic silica membranes with different functional groups by pervaporation

著者 (4件)： Araki Sadao (Department of Chemical Engineering, Kansai University, 3-35 Yamatecho 3-Chome, Suita 564-8680, Japan) ,  Gondo Daisuke (Department of Chemical Engineering, Kansai University, 3-35 Yamatecho 3-Chome, Suita 564-8680, Japan) ,  Imasaka Satoshi (Department of Chemical Engineering, Kansai University, 3-35 Yamatecho 3-Chome, Suita 564-8680, Japan) ,  Yamamoto Hideki (Department of Chemical Engineering, Kansai University, 3-35 Yamatecho 3-Chome, Suita 564-8680, Japan)
資料名： Journal of Membrane Science  (Journal of Membrane Science)
巻： 514  ページ： 458-466  発行年： 2016年09月15日 
JST資料番号： E0669A  ISSN： 0376-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,シリカの前駆体としてフェニルトリメトキシシラン(PhTMS)を用いるゾル-ゲル法により,フェニル基を有する疎水性シリカ膜を調製した。パーベーパレーション(PV)による分離性能に及ぼすPhTMSゾルの加水分解および縮合反応の影響を調べた。酢酸エチルを水から分離する膜を調製するために,シリカゾルの最適反応時間は3時間であった。また,シリカ前駆体として,エチルトリメトキシシラン(ETMS),n-プロピルトリメトキシシラン(PrTMS),イソブチルトリメトキシシラン(BTMS)およびヘキシルトリメトキシシラン(HTMS)を使用し,同じ条件で膜を調製した。ETMS,PrTMS,BTMSおよびHTMS膜を用いてPVを実施し,有機化合物(5%質量分率)を295Kで水から分離した。得られた結果は,有機化合物のフラックスが,膜のHansen溶解度パラメータと有機化合物のパラメータとの間の差異に関連していることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *パーベーパレーション ,  置換基効果 ,  *疎水性 ,  二酸化ケイ素 ,  *浸透 ,  *有機化合物 ,  加水分解 ,  縮合反応 ,  溶解度パラメータ ,  フラックス【流束】 ,  膜分離 ,  ゾル-ゲル法 ,  *官能基 ,  *シリカ膜 ,  Hansen溶解度パラメータ ,  有機ケイ素化合物 ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： Hansenの溶解度パラメータ

著者キーワード (5件)： Pervaporation ,  Hydrophobic ,  Membrane ,  Functional group ,  Silica

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (6件)： フェニルトリメトキシシラン ,  エチルトリメトキシシラン ,  プロピルトリメトキシシラン ,  イソブチルトリメトキシシラン ,  ヘキシルトリメトキシシラン ,  酢酸エチル

タイトルに関連する用語 (7件)： パーベーパレーション ,  官能基 ,  疎水性 ,  シリカ膜 ,  水溶液 ,  有機化合物 ,  浸透