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J-GLOBAL ID:201602220832076548   整理番号:16A1259686

γ-アミノ酪酸生産Lactococcus lactisによって発酵された乳のメタボローム解析

Metabolome analysis of milk fermented by γ-aminobutyric acid-producing Lactococcus lactis
著者 (3件):
資料名:
巻: 99  号:ページ: 994-1001  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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γ-アミノ酪酸(GABA)は,神経伝達と降圧活性のようなその生理的機能のため発酵食品において最も重要な機能性成分の1つである。しかしながら,GABAに富む発酵食品中のGABA以外の成分についてはほとんど知られていない。メタボロミクス研究は発酵食品中の生理活性および香料成分を発見する機会を提供する。GABA生産Lactococcus lactis 01-7による発酵乳中の特異成分を見つけるために,著者らは,キャピラリー電気泳動飛行時間法質量スペクトル法を使用してGABA生産なしで発酵された対照乳中に見つかる成分とGABAに富む発酵乳中に見つかる成分を比較した。主成分分析法スコアプロットは,GABAを生産しないL.lactis 01-1によって発酵された対照乳とL.lactis株01-1と01-7の組合せによって発酵したGABAに富む乳の間で明白な差異を示した。予想されたように,GABAに富む発酵乳におけるGABAの量は対照乳のそれより非常に高かった(1216倍)。興味深いことに,Ornの量も,対照乳のそれより非常に高かった(27倍)。また,ペプチド分析は6つの推定アンギオテンシン1変換酵素(ACE)阻害性ペプチドのレベルがGABAに富む発酵乳においてより高いことも示した。さらにまた,GABAに富む発酵乳のACE阻害活性は,対照乳のそれより高い傾向があった。これらの結果は,GABA産生株01-7がGABAに加えて他の機能性成分を有する発酵乳を提供することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の分析  ,  乳製品  ,  食品の化学・栄養価 
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