抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
「食品レオロジーの面白さ」の連載講座の第5回として「食品の破断」について解説した。引張,圧縮および曲げ試験から得られる応力-歪曲線の降伏強さおよび破断応力/破断歪がそれぞれ食品の咀嚼時の脆さおよび硬さの指標になるとした。破断特性の引張試験,圧縮試験および曲げ試験の要領を紹介した。また,食品の破断特性とテクスチャの関係を評価する手法として下記の5つの手法を紹介した。1)経験的原理に基づく手法,2)咀嚼運動の模倣手法-圧縮・引張型レオメータ,3)機械的・物理的特性を測定する手法-粘弾性と粘度測定,4)筋電位測定による咀嚼筋活動特性を測定する手法,5)咀嚼音を振動波形解析する手法。