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J-GLOBAL ID：201602220984559949   整理番号：16A0061253

雪温プロファイル計測による積雪深観測手法の実用的適用法に関する検討

Verification of Snow-depth Measurement Technique Based on Snow Temperature Profile

著者 (5件)： 藤原洋一 (石川県大 生物資源環境) ,  高瀬恵次 (石川県大 生物資源環境) ,  小倉晃 (石川県農林総合研究セ 林試) ,  一恩英二 (石川県大 生物資源環境) ,  長野峻介 (石川県大 生物資源環境)
資料名： 農業農村工学会論文集  (Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering)
号： 300  ページ： I.207-I.213  発行年： 2015年12月25日 
JST資料番号： S0345A  ISSN： 1882-2789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳域やアクセスの難しい森林地帯において積雪深を多地点で観測することを目的として,雪温プロファイル計測による積雪深観測手法の実用的適用法について検討した。小型温度データロガー(温度ロガー)を地表面から20cm間隔に取り付けて温度変化を測定し,各温度ロガーのデータが雪中の温度変化なのか空気中の温度変化なのかを判別することで積雪深を推定した。温度ロガーを取り付けたポールの材質,色の違い,支柱の有無による推定精度の違いはあまり見られなかった。2時間間隔で測定した1日12個の観測データの標準偏差が,0.3°Cに収まっている場合は雪中,超えている場合は空気中と判断する結果が良好であった。本手法による観測誤差は温度ロガーの設置間隔のおよそ75%であり,従来の計測機器に比べ安価で頑健であることから多地点における積雪観測に有効である。(著者抄録)

シソーラス用語： *気象観測 ,  *深さ ,  温度 ,  *データロガー ,  独立性 ,  アクセシビリティ ,  誤差
準シソーラス用語： *温度ロガー ,  観測誤差 ,  *積雪観測 ,  *積雪深さ ,  雪温

分類 (1件)： 気象学一般  (DC05010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 雪 ,  プロファイル ,  計測 ,  積雪深 ,  観測手法 ,  実用的適用