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J-GLOBAL ID:201602222973972114   整理番号:16A0866242

群馬県吾妻地域における中期中新世以降の火山岩類と変質

著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 397-412  発行年: 2016年08月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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群馬県北西部の吾妻地域は日本海拡大時に形成された関東北部のリフト帯の縁辺部に位置し,中新世から現在に至る断続的な火山活動で特徴づけられている。日本海拡大以降の本州中央部の地質構造形成や火成活動を考えるうえで重要な地域と考えられる。本見学コースの吾妻川中・上流域では,中新世にはバイモーダルな海底火山活動が中心だが,鮮新世以降陸上の環境となって安山岩質からデイサイト質の火山活動が主体となった。しかし,地層の連続性が乏しく層理も明瞭でなく,変質作用を広汎に受けていることによって進まなかった地層の分布や層序の解明は近年になってようやく前進するに至った。また,本地域は長年にわたって議論されてきた八ッ場ダム建設地を含み,応用地質的にも興味深い地域である。本巡検においては,開析された火山体を構成する塊状の溶岩や火山砕屑岩を特徴づける鮮新世の八ッ場層と同時期ないしその一連の火山活動に関連した岩脈・貫入岩体および酸性変質帯を,また,前期更新世に新たに活動を開始した菅峰火山を構成する火山岩,さらに,後期更新世に浅間火山の活動により流下した応桑岩屑なだれ堆積物,草津白根火山の熱水活動により形成された殺生河原の変質帯の見学を行う。(著者抄録)
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分類 (1件):
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火山岩 
引用文献 (42件):
  • 秋間団体研究グループ(Akima Collaborative Research Group), 1976, 群馬県西部霧積川東方の地質.地質学論集(Mem. Geol. Soc. Japan), no. 13, 261-267.
  • 秋間団体研究グループ(Akima Collaborative Research Group), 1996, 群馬県松井田町, 碓氷川上流地域の地質.地球科学(Earth Sci.(Chikyu Kagaku)), 50, 161-176.
  • 新井房夫(Arai, F.), 1967, 前橋泥流の噴出年代と岩宿I文化期.地球科学(Earth Sci.(Chikyu Kagaku)), 21, 46.
  • 荒牧重雄(Aramaki, S.), 1968, 浅間火山の地質.地団研専報(Monog. Assoc. Geo. Collab. Japan), 14, 45p.
  • 群馬県地質図作成委員会(Gunma Geological Map Compilation Committee), 1999, 群馬県10万分の1地質図解説書(Geological Map of Gunma Pref. Scale 1: 100,000 and Explanatory Text.), 内外地図株式会社(Naigai-chizu Co.), 114p. English translation from the original written in Japanese.
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