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J-GLOBAL ID：201602225871857162   整理番号：16A0524763

リアルタイム話速変換会話における聴取時間可視化のシステムデザインと実験評価

System Design and Evaluations of Visualizing Hearing Termination Time among participants for real-time speech rate converted conversations

著者 (4件)： 熊谷功介 (東京電機大 大学院情報環境学研究科) ,  徳永弘子 (東京電機大 情報環境) ,  武川直樹 (東京電機大 情報環境) ,  斎藤博人 (東京電機大 情報環境)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 32(HIP2016 1-30)  ページ： 145-150  発行年： 2016年05月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 話速変換は音声の高さを保ったまま再生速度を変換可能な技術である。この技術によるゆっくり再生は,非母語によるコミュニケーションや,高齢者の聴取補助等に有効であるが,時間伸長を伴う話速変換を会話に適用すると,発話時間より聴取時間が長くなるため順番交替がしにくくなる問題があった。この問題を解決するため,我々の先行報告では,時間伸長によって生じた話し手の待ち時間中に話し手自身の伸長音声を聴取させる手法(音声フィードバック)を提案し,順番交替のしにくさへの効果を示した。しかし,この音声フィードバックは,話し手が聞き手の聴取終了のタイミングを把握することには効果があったが,次に話し手になろうとしている聞き手が,現行の話し手に後続発話が有るか否かを把握する支援は実装されていなかった。本研究では,特に次に話し手になろうとしている聞き手側の支援を目的とし,聞き手の聴取終了までの予定時間を可視化する機能を話速変換会話システムに実装した。本稿では,構築したシステム構成と評価実験の結果について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *音声処理 ,  音声理解 ,  *コミュニケーション ,  可視化 ,  時間
準シソーラス用語： *異文化コミュニケーション ,  経過時間 ,  情報可視化 ,  話者交代 ,  *話速変換

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

タイトルに関連する用語 (7件)： リアルタイム ,  話速変換 ,  会話 ,  聴取 ,  可視化 ,  システムデザイン ,  実験評価