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J-GLOBAL ID:201602226156403852   整理番号:16A1025877

静岡県内の水田周辺部におけるグリホサート抵抗性ネズミムギ(Lolium multiflorum Lam.)の分布

著者 (10件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 17-20(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0809B  ISSN: 0372-798X  CODEN: ZASKAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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外来の一年生イネ科植物であるネズミムギ(Lolium multiflorum)は,牧草や河川法面等の緑化資材として利用されているが,雑草化して甚大な農業被害を生じている。水田周辺部にも侵入し,しかも長年防除剤として使用されてきたグリホサートに抵抗性を示すネズミムギが出現しており,防除を困難なものとしている。日本国内でのグリホサート抵抗性ネズミムギの広域的な分布状況や出現頻度については明らかではない。水田周辺部のネズミムギを効果的にかつ適切に管理していくためには,グリホサート抵抗性ネズミムギの分布状況を把握することが重要である。本研究では,静岡県内の水田周辺部におけるグリホサート抵抗性ネズミムギの分布を把握するため,主要水田地帯の水田周辺部に自生する集団についてグリホサート抵抗性個体率を広域的に調査した。その結果,一部で抵抗性個体の出現が確認され,特に中遠地域では全調査地点の58.8%で抵抗性個体が確認でき,その一部では抵抗性発生個体率も高率であることが明らかになった。
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分類 (2件):
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雑草による植物被害  ,  植物生態学 
引用文献 (9件):
  • 浅井元朗・與語靖洋 2005.関東・東海地域の麦作圃場におけるカラスムギ,ネズミムギの発生実態とその背景.雑草研究 50, 73-81.
  • Busi, R., Q. Yu, R. Barrett-Lennard and S. Powles 2008. Long distance pollen-mediated flow of herbicide resistance genes in Lolium rigidum. Theor. Appl. Genet. 117, 1281-1290.
  • Christoffers, M. J. 1999. Genetic aspects of herbicide-resistant weed management. Weed Technol. 13, 647-652.
  • Heap, I. 2015. The international survey of herbicide resistant weeds. http://weedscience.org/ (2015年10月18日アクセス確認)
  • 樋口博也 2010.斑点米被害を引き起こすカスミカメムシ類の生態と管理技術.日本応用動物昆虫学会誌 54, 171-188.
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