文献
J-GLOBAL ID:201602226196462839   整理番号:16A0483477

災害事例データベースを活用した伊豆大島の過去の災害履歴-1684年~1997年の風水害,斜面災害例-

Historical Disaster Events in Izu Oshima According to the Natural Disaster Event Database in Japan-Heavy Rain and Landslide Events from 1684 to 1997-
著者 (3件):
資料名:
号: 50  ページ: 35-52,i  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: Y0087A  ISSN: 1344-1825  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は2013年台風第26号伊豆大島災害の発生時に,防災科学技術研究所の災害対応の1つとして,伊豆大島における過去の自然災害の特徴と傾向を示す資料作成のために実施した。防災科研が構築する災害事例データベースから抽出した1684年から1997年における伊豆大島における風水害と斜面災害の複合災害事例12例より,自然現象や災害発生場所には過去の災害と共通する点が見いだされた。さらに人的被害については現代の方が規模が大きかった。これは,観測史上最大の降水量であったこと,および人口の増加と宅地の拡大が進むゆえの特徴と考えられる。しかしながら,災害発生範囲や具体的な災害発生地名などの場所に関する情報が不十分であり,これらの積極的な補填を課題として指摘した。歴史上,地域では同様の自然災害が繰り返される。過去の自然災害の履歴を把握することにより,都市化した地域の災害脆弱性の理解につながり,適切な防災・減災対策に資すると考えられる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害 
引用文献 (42件):
  • 荒川秀俊・大隅和雄・田村勝正(1964):気象史料シリーズ5 日本旱魃森雨史料,気象研究所,395-396.
  • 防災科学技術研究所 自然災害情報室(2013):平成25年台風26号による伊豆大島の災害. (http://dil.bosai.go.jp/disaster/2013H25T26/index.html,2015.12.25)
  • 防災科学技術研究所 水・土砂防災研究ユニット(2013):2013年10月台風26号に伴う伊豆大島の大雨土砂災害. (http://mizu.bosai.go.jp/wiki/wiki.cgi?page=2013%C7%AF10%B7%EE%C2%E6%C9%F726%B9%E6%A4%CB%C8%BC%A4%A6%B0%CB%C6%A6%C2%E7%C5%E7%A4%CE%C2%E7%B1%AB%C5%DA%BA%BD%BA%D2%B3%B2,2015.12.25)
  • 中央気象台(1932):気象要覧 第399号昭和7年11月,1566-1653.
  • 土木学会・地盤工学会・日本応用地質学会・日本地すべり学会・平成25年10月台風26号による伊豆大島豪雨災害緊急調査団(2014):平成25年10月台風26号による伊豆大島豪雨災害調査報告書,90pp.
もっと見る

前のページに戻る