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J-GLOBAL ID：201602228638931340   整理番号：16A1055203

二酸化炭素膨潤によるブロック共重合体のナノ多孔質加工:二酸化炭素膨潤およびナノ多孔性ブロック共重合体の違い

Nanoporous fabrication of block copolymers via carbon dioxide swelling: Difference between CO₂-swollen and nanoporous block copolymers

著者 (4件)： Shinkai Tomoaki (Department of Advanced Materials Science, The University of Tokyo, 5-1-5 Kashiwa-no-ha, Kashiwa, Chiba 277-8561, Japan) ,  Sugiyama Kenji (Department of Chemical Science and Technology, Hosei University, 3-7-2 Kajino-cho, Koganei, Tokyo 184-8584, Japan) ,  Ito Kohzo (Department of Advanced Materials Science, The University of Tokyo, 5-1-5 Kashiwa-no-ha, Kashiwa, Chiba 277-8561, Japan) ,  Yokoyama Hideaki (Department of Advanced Materials Science, The University of Tokyo, 5-1-5 Kashiwa-no-ha, Kashiwa, Chiba 277-8561, Japan)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 100  ページ： 19-27  発行年： 2016年09月25日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ多孔質材料は種々の用途でに大きな注目を集めている。CO₂処理によるナノ多孔性ブロック共重合体(BCPs)の調製方法を報告した。この研究ではCO₂膨潤したBCPおよびナノ多孔質BCPとの違いを分析した。CO₂処理後のナノ多孔質BCPとナノスコープ構造,および巨視的容積の過程中のCO₂膨潤BCPとを比較した。CO₂は連続マトリックス領域のガラス転移点よりも十分に減圧したが,処理中のCO₂圧力に依存して膨潤したBCPの構造変化,および体積減少の両方を観察した。比較的低圧(15MPa以下)でCO₂処理を行った場合,体積減少はマトリックス領域の脱膨潤によってよく記述され,内部構造は減圧によって影響を受けなかった。より高い圧力では体積減少がより顕著であった。大きな減少は膨潤したBCPにおけるCO₂充填空間の部分的な崩壊に由来する可能性が最も高く,ナノ多孔質構造における空間相関の再現と相関した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *膨潤 ,  *ブロック共重合体 ,  *多孔性 ,  ガラス転移点 ,  減容 ,  内部構造 ,  超臨界流体 ,  超臨界二酸化炭素 ,  構造変化 ,  *ナノポーラス
準シソーラス用語： *ナノ多孔質 ,  ナノ多孔性 ,  体積減少 ,  空間相関

著者キーワード (3件)： Nanoporous fabrication ,  Block copolymers ,  Supercritical carbon dioxide

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 二酸化炭素 ,  膨潤 ,  ブロック共重合体 ,  ナノ多孔質 ,  ナノ多孔性