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J-GLOBAL ID:201602228794160236   整理番号:16A0800430

日本海南東部の表層水における多環式芳香族炭化水素

Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in Surface Water of the Southeastern Japan Sea
著者 (20件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 625-631(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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多環式芳香族炭化水素(PAH)の分析のために,日本列島に沿った日本海南東部の15のサンプリング部位で,表層水サンプルを採取した。水サンプルをガラス繊維膜(孔サイズ0.5μm)を通じた濾過によって分割し,蛍光検出を用いた高速液体クロマトグラフィーによって分析した。3~6個の環を持つ13種類のPAHが溶解相(DP)において発見され,12種類が粒子相(PP)において発見された。全(DP+PP)PAH濃度は,9.36±1.92ng/Lの平均±標準偏差(S.D.)濃度で,6.83~13.81ng/Lの範囲だった。DPおよびPPにおける平均±S.D.PAH濃度は,それぞれ5.99±1.80および3.38±0.65ng/Lだった。三環式PAHがDPにおいて優勢だったのに対し,四環式PAHの割合はPPにおいて高かった。日本海南東部における平均合計PAH濃度は,日本海北西部における濃度よりも高かった(8.5ng/L)。高いPAH濃度の東シナ海に源を発する対馬海流が,この高い濃度の原因であるとみなされている。(翻訳著者抄録)
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海洋汚濁 
引用文献 (36件):
  • 1) Neff J. M., “Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in the Ocean,” ed. by Neff J. M., Elsevier Science, 2002, pp. 241-318.
  • 2) Haritash K., Kaushik P., J. Hazard. Mater., 169, 1-15 (2009).
  • 3) Shuttleworth K. L., Cerniglia C. E., Appl. Biochem. Biotechnol., 54, 291-302 (1995).
  • 4) Kumagai Y., Koide S., Taguchi K., Endo A., Nakai Y., Yoshikawa T., Shimojo N., Chem. Res. Toxicol., 15, 483-489 (2002).
  • 5) Hayakawa K., Onoda Y., Tachikawa C., Hosoi S., Yoshita M., Chung S. W., Kizu R., Toriba A., Kameda T., Tang N., J. Health Sci., 53, 562-570 (2007).
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