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J-GLOBAL ID：201602230123462354   整理番号：16A0914299

耐震シールドとしての大規模機械メタマテリアル

Large scale mechanical metamaterials as seismic shields

著者 (6件)： MINIACI Marco (Univ. Le Havre, Le Havre, FRA) ,  KRUSHYNSKA Anastasiia (Univ. Torino, Torino, ITA) ,  BOSIA Federico (Univ. Torino, Torino, ITA) ,  PUGNO Nicola M (Univ. Trento, Trento, ITA) ,  PUGNO Nicola M (Center for Materials and Microsystems-Fondazione Bruno Kessler, Trento, ITA) ,  PUGNO Nicola M (Queen Mary Univ. London, London, GBR)
資料名： New Journal of Physics (Web)  (New Journal of Physics (Web))
巻： 18  号： Aug  ページ： ROMBUNNO.083041 (WEB ONLY)  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： U7017A  ISSN： 1367-2630  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地震は人類に悪影響を及ぼす最も壊滅的な自然現象の1つである。現在,普遍的に受け入れられている,地震学的事象に対するリスク緩和戦略は引き続き提案されるべきである。しかし,これらの殆どのアプローチは,到来波の遠隔遮蔽と言うよりは,むしろ,構造物を振動から分離する事に基づいたものである。本研究は,この問題に対する新たなアプローチ法を提案するもので,地震波に対する,大規模な機械メタマテリアルに基づいたパッシブ免震戦略の実現可能性について議論した。それは,新機軸として表面波とガイド波の数値解析,土壌散逸効果及びフル3Dシミュレーション法の採用を含んだ手法である。この研究では,地震波の想定周波数範囲で効果的な実際的構造に焦点を当て,さまざまなメタマテリアル構成の探索,フォノニック結晶と局所共振構造,さまざまな機械的特性を組み合わせる事によって,最適な設計基準を提供した。現実的な条件下での地震波の振幅減衰を評価するために,有限サイズシステムでの分散解析とフルスケール3D過渡波伝送シミュレーションを行った。その結果,地震波の表面波とバルク波の両方を大幅に減衰させる事が出来る事がわかり,この戦略は,耐震リスクから構造物を保護するのに有効なものである事がわかった。また,提案した遠隔遮蔽手法は,地震学の分野および低周波振動減衰または爆風保護の関連分野において新たな視点を開くものである事について述べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *耐震解析 ,  耐震構造 ,  耐震性 ,  耐震設計 ,  遮蔽 ,  *人工材料 ,  計算機シミュレーション ,  モデリング ,  結晶 ,  超音波 ,  地震波 ,  *地震波伝搬 ,  分散【dispersion】 ,  音波拡散 ,  弾性表面波 ,  音波減衰 ,  *免震構造 ,  ガイド波 ,  フォノニック結晶 ,  *メタマテリアル ,  基礎免震 ,  地震波減衰 ,  バルク音響波 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： バルク波 ,  誘導波

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 耐震 ,  シールド ,  大規模 ,  メタマテリアル