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J-GLOBAL ID:201602231862250184   整理番号:16A1305619

長いスパイラルバイパスパイプを装備したMR流体使用の流体式慣性ダンパ

Fluid inertia damper using MR fluid with a long spiral bypass pipe
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 15-00731(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0484A  ISSN: 2187-9745  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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実用化されている構造物の振動抑圧に対して慣性接続効果を得るために長いスパイラルバイパスパイプを装備した慣性ダンパを開発した。このダンパはシリンダ,ピストンおよびMR流体から構成されている。そのギャップはシリンダの外側の周りに螺旋状に形成されており,長いバイパスパイプとして作用する。MR流体はその可変減衰効果が良く知られているが,本研究の焦点は流体の質量である。流体慣性効果は長いバイパスパイプ内の急速運動によって生じ,これはバイパスパイプの長さ,面積の圧縮比および密度に依存することは以前の研究で明らかである。流体の質量が重くても大きな慣性効果が得られる。この慣性効果を確認するため,プロトタイプダンパを製造し,抵抗力特性を測定した。このダンパを装備した振動台を用いて,3階構造物を使用した地震動応答試験を行った。この構造物の各階は高さ3mで重量6トンであり,全体の高さは9mで全体の重量は18トンである。数種の地震を入力し,応答加速度,相対変位および反力を測定した。最後に,振動低減の効果を実験的に確認し,実現可能性を検討した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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磁性流体  ,  緩衝器,ばね  ,  振動伝搬 
引用文献 (27件):
  • Chiba, T. and Kobayashi, H., A study on damping characteristics of mechanical snubber, The thermal and nuclear power, Vol. 35, No. 3 (1984), pp. 265-273 (in Japanese).
  • Dyke, S. J., Spencer, B. F., Sain, M. K. and Carlson, J. D., Modeling and control of magnetorheological dampers for seismic response reduction, Smart Materials and Structures, Vol. 5, No. 5 (1996), pp. 565-575.
  • Furuhashi, T. and Ishimaru, S., Mode isolation by inertia mass: study on response control by inertial mass No. 1, Journal of Structural and Construction Engineering, Architectural Institute of Japan, Vol. 576 (2004), pp. 55-62 (in Japanese).
  • Hiramoto, K., Matsuoka, T. and Sunakoda, K., Simultaneous optimal design of the Lyapunov-based semi-active control and the semi-active vibration control device: inverse Lyapunov approach, Transactions of the ASME, Journal of Pressure Vessel Technology, Vol. 134, No. 6 (2012), p. 061211.
  • Huebscher, R. G., Friction equivalents for round, square and rectangular ducts, American Society of Heating and Ventilating Engineers Transactions, Vol. 54, (1948), pp. 101-118.
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