文献
J-GLOBAL ID:201602233606828391   整理番号:16A0591993

ヘキサメチレンテトラミンと農薬から発生したホルムアルデヒド蒸気: フローベースのハイブリッドマイクロガスアナライザを用いたチャンバー実験におけるホルムアルデヒドとオゾンの同時モニタリング

Formaldehyde vapor produced from hexamethylenetetramine and pesticide: Simultaneous monitoring of formaldehyde and ozone in chamber experiments by flow-based hybrid micro-gas analyzer
著者 (5件):
資料名:
巻: 148  ページ: 649-654  発行年: 2016年02月01日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
開発したフロー分析系によりHCHOとO3の同時分析を行い,O3存在下,固体農薬からHCHO蒸気が発生することを立証した。HCHOは燃料燃焼からの一的次放出や人工的有機化合物及び生物由来の有機化合物の光化学反応により二次的に生成する。本研究では,農薬からのHCHO生成を初めて調べた。農薬には共通してヘキサメチレンテトラミン(HMT)の様な界面活性剤が含まれる。これらのHMTは6個のHCHO分子と4個のNH3分子から形成された複素環化合物である。HMTはオゾン(O3)の様な気体酸化剤と反応し,HCHOを生成する。本研究ではHCHOとO3を同時分析するためのフロー分析系を開発し,この系を,固体農薬がO3存在下でHCHOを生成するかどうかを決めるのに用いた。活性成分としてマンコゼブ,安定化剤としてHMTを含むHMTあるいは農薬ジマンダイセンを20Lのステンレス鋼チャンバーの底部に置き,チャンバー内の空気を,開発したフロー系を用いてモニタした。検体ガスは,以前に開発したマイクロガス分析システムのために開発したハニカムパターンのマイクロチャンネルスクラッバによって吸収溶液中に集めた。続いて,O3を検出するため青色色素のインジゴトリスルホナートを吸収溶液に加えた。O3が存在すると溶液の色は無色になる。HCHOはHantzsch反応試薬を混合することによって検出した。両ガスは体積当たりppb(ppbv)から1000ppbvの濃度範囲で良好な直線性をもって検出された。HMTとジマンダイセンはO3存在下で大量のHCHOを放出した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分光分析 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る