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J-GLOBAL ID：201602233887351348   整理番号：16A1168579

高撥水性シール工法によるコンクリート表層品質向上技術

Concrete Surface Quality Improvement Technique Using Highly Water Repellent Sealing Method

著者 (4件)： 渡邉賢三 (鹿島建設 技研) ,  坂井吾郎 (鹿島建設 技研) ,  坂田昇 (鹿島建設) ,  石田哲也 (東大)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 54  号： 11  ページ： 1105-1110  発行年： 2016年11月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高い撥水性を有する熱可塑性樹脂シートを予め型枠に貼付し,型枠取外し後もコンクリート表面に残置して長期養生を行う工法について,その特長やコンクリートの表層品質改善効果を紹介する。コンクリート中の自由水を養生水として利用して長期間に亘って湿潤養生を行う本工法は,水セメント比を低減することなく,遮塩性などの物質遮断性,耐久性を改善できる技術である。本報では,品質改善に関する各種データと実構造物への適用事例について示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート ,  撥水 ,  *プラスチックシート ,  表層 ,  熱可塑性プラスチック ,  押込硬さ ,  *養生 ,  湿潤 ,  耐久性 ,  事例研究 ,  被覆材 ,  封緘 ,  水セメント比 ,  濃度依存性 ,  水分 ,  拡散 ,  中性化 ,  乾燥収縮 ,  透気性 ,  吸水率 ,  表面処理 ,  *コンクリート工事
準シソーラス用語： Vickers硬度

分類 (2件)： コンクリート工事  (RA07040G) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (15件)：

• 1) 例えば,坂田 昇・渡邉賢三・細田 暁:コンクリート構造物の品質向上と表層品質評価手法,コンクリート工学,Vol.50,No.7,pp.601~606,2012
• 2) 土木学会:構造物表面のコンクリート品質と耐久性能検証システム研究小委員会成果報告書,コンクリートライブラリー 80,2008
• 3) 石田哲也・坂田 昇・渡邉賢三・温品達也:品質向上へ「美シール®工法」を開発,コンクリートテクノ,Vol.33,No.12,pp.1~7,2014
• 4) 坂井吾郎・渡邉賢三・藤岡彩永佳・温品達也・坂田 昇・石田哲也:コンクリート表層の耐久性を向上する『美シール工法』,セメント・コンクリート,No.827,pp.52~55,2016
• 5) 土木学会:コンクリート標準示方書【施工編】,2012

タイトルに関連する用語 (5件)： 撥水性 ,  シール ,  工法 ,  コンクリート ,  表層品質