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J-GLOBAL ID:201602233972979090   整理番号:16A1110900

中部日本太平洋側,横浜市南部における堆積物コアからの上部オルドバイ地磁気極性遷移の記録

A record of the upper Olduvai geomagnetic polarity transition from a sediment core in southern Yokohama City, Pacific side of central Japan
著者 (5件):
資料名:
巻:号: Sept  ページ: 3:26 (WEB ONLY)  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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中部日本の太平洋側,三浦半島北部に位置する横浜市南部で掘削された106.72m長の堆積物コアから上部オルドバイ極性遷移の詳細な古地磁気記録を入手した。コアは,野島層の上部と大船層の最下部にまたがり,どちらも中部上総層群(下部更新統前弧盆地充填物)に対応する。記録は,野島層における泥岩及び/または砂質泥岩シーケンスを通して採られた個別の試験片を用いて再構成した。この記録では,極性遷移に伴う仮想地磁気極(VGP)の変動が66.99mと63.60mの深さの間で発生したと判定された。これらの深さはそれぞれ,1784.4kaと1779.9kaと年代決定され,極性遷移の期間は,コアからのδ18Oの記録に基づいた年代モデルを使用して4.5千年と推定された。遷移の間,VGP経路は,いずれの好適な経度方向帯も示すようには見えなかった。しかし,VGP位置は,(A)日本付近の東アジア,(B)中東,(C)北米東部(北大西洋),(D)南オーストラリア沖及び(E)南部の南大西洋沖,南アフリカの5つの地域に集中した。観測されたVGPクラスタの主要な位置は,現在の地磁気非軸性双極子磁場の鉛直成分の強い下向きの磁束を有する地表上の領域と一致した。相対古地磁気強度は,極性遷移の開始前約1千年前に急速に減少し,12千年でその初期レベルに徐々に回復した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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古地磁気・岩石磁気 
引用文献 (55件):
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